マイアミオープンは残すところ決勝のみになりました。
まぁ、もうすぐ決勝の結果はでるのですが・・・。
錦織はシード勢が大崩れとなり、ラッキーな面もありますが、キリオスを破り決勝に進出しました。
やはり、マイアミのコートはマッチするのでしょう。
当然、決勝の相手はジョコビッチ。
う~ん、厳しい。
正直、厳しいです(-_-)
しかし、大方の予想がダメなときほど錦織は結果を出してくれます。
全米だってそうだったでしょ!
という、なんとか錦織が勝つ要素を無理やり作りました。
それにしても、ジョコビッチは強過ぎる・・・。
ちょうど、ある生徒さんがジョコビッチのアレルギーの本を読んだらしく、ちょこっと話を聞いたところ
もう、普通の人ではないほどの徹底した食事、トレーニング、体調管理・・・。
完璧すぎてますます、つまらん!
今や、テニスは個人スポーツではなく、チームで行うスポーツ、とのこと。
さらに、つまらん!!
仕方ないのですが、個人的な見解で言うと、こういった流れはそのスポーツは衰退させてしまう、と思えます。
以前にも少し触れたモータースポーツのF1。
私が中学生くらいの頃、セナ・プロスト時代は個人個人の能力差が出ていて、個性があって、マシンにも特性があって・・・と非常に面白い世界でした。
しかし、名前は伏せますが、あるドライバーの台頭で1強時代になり、全て完璧にしないと勝てない状態になりました。
そうなると個性はマイナス点になり、個人の判断は許されず、いわゆる「チームで戦う」スポーツになってしまいました。
その後は、面白くしようと様々な規制規制、ルール変更の嵐。
負の連鎖は止めようがなく、ハッキリ言って面白くない!
人気は落ちています。
テニスに当てはめるのが怖いですね。
今後、勝つには個性は要らなくなり、穴の無いプレーヤーが勝つスポーツになります。
ジョコビッチの強さは何か?
「穴の無い」ところです。
フェデラーのように美しくエースを決めるというわけでもなく
ナダルのように、ナダルしかできないショットでパスを打つのでもなく
流れるようなサーブ&ボレーでもありません。
スーパースローで見てみたい!
とか
もう1回見たくなってしまう!
なんてことが無くなります。
今年の全豪、もう一度見たいですか??
何年だか忘れましたが、全豪で優勝インタビューでフェデラーがナダルに負けて思わず泣いてしまった試合なんかはもう一度、いや、何度でも見たいです。
そんなことがなくなってしまいそうなテニスです。
そんなテニスは愛せますか?
私はノーですね。
世界NO.2は?
マレーですよね。
ジョコビッチを8掛けしたらマレーの誕生!
なんとかならないかなぁ・・・。
可能性があるとしたら、ラオニッチ、好きではないが君しかいない!
個人的にはデルポトロが有力かと思ったら、結局ケガで無理そうです。
ジョコビッチに勝つとしたら
ビッグサーブ
ボールタッチやボレーもこなせる
ハマったら神懸かったショットでエース量産
この条件に当てはまる選手です。
トップ20を見ると可能性を秘めているのはラオニッチしかいません。
トミックも心が強くなればなぁと思いますが。
まぁ、とにかく、錦織がサクッと倒してくれるとこのネガティブな記事も意味なし!となりますから
ぜひ、マスターズ1000初優勝してもらいましょう!
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source : テニス進化論