TOPシードの2人、ワウリンカとマレーはフルセットのタフマッチを制して2回戦へ進出です。
ワウリンカVSルーカスロソル 4-6 6-1 3-6 6-3 6-4
ワウリンカの試合はハイライトでしか見れてないのですが、これはすごい試合だったのでしょうね。。。あんな両手を挙げて1回戦からガッツポーズをしたワウリンカですから。。。LIVEで見ていたら面白かったでしょうね。
マレーvsステパネク 3-6, 3-6, 6-0, 6-3, 7-5
もうひとつのマレーの試合は2日間にわたって見ていました。素晴らしい試合でした!ステパネク本当にすごい!37歳でもまだまだやれる!!
実際、見ていた人はステパネクが勝っちゃう?!って思ったと思います。昨日の時点でも雨が降らなければ・・・という展開でした。
そして、セットカウント2-2になった時点では、かなりマレー優位かな??と思いましたが、ファイナルセットで主導権を握っていたのはステパネクで、マレーを翻弄していました。
ただ、ファイナルセットの終盤でステパネクのフォアハンドのエラーが続き、ダブルフォルトが出たのが勝敗をわけました。逆にマレーは勝負所でサービスエースで切り抜け、セカンドサーブも振り抜いて厳しいコースに打っていきました。こういうところがBIG4は本当に強いですね。負けそうで負けないという試合が何度もあります。
しかし、この37歳ステパネク(今大会最年長)は面白い試合運びをしますよね。
フォアハンドはフラット系のショットで、スライス、ネットプレー、ドロップから、相手の逆を突くショット、リターンもSabrほどではないですが、前進守備からのリターンエースをとったり、マレーを翻弄していました。時折みせるサーブ&ボレーや、ネットをとるタイミングなんかも絶妙でまさに試合巧者。ネットプレーでの駆け引きだったり、逆をとる上手さはダブルスで2度GS制覇しているから成せる技で、相手の嫌がることができる選手です。
さらにすごいのは観客を煽って、歓声をもらい自分を鼓舞したり、1ポイント1ポイントでポーズをとって気合を入れてました。いや、かっこよかったです。試合を見ていて勝利への執念を感じました。
怪我もあって、ランキングは128位、一番悪い時で去年は369位まで落としていますが、元8位の実力者ですからね。デ杯でチェコを優勝に導いた英雄でもあります。
ステパネクの狡猾さや上手さはテニスが強くなるヒントがたくさんあるように思います。
マレーも声出てましたね。もう絶対負けないという気持ちがお互いぶつかってました。
マレーは試合後こう言ってます。
「ステパネクのしていたことが信じられない。あの年齢でまったく予想できなかった。私は今日と昨夜はすべてのファイティングスピリッツを注ぎ込んだ。私はわかっている。ファイナルセットでは何が起こってもおかしくなかったことを」
“It’s unbelievable what he’s been doing. I don’t expect to be doing that at his age,”
“I did need all my fighting spirit out there, both today and last night. I know, playing a fifth set, anything could happen.”
いや、本当そんな感じで、1回戦の気合の入り方じゃなかったです。マレーもあぁいう状況で、挽回して気持ちを高めてプレーの質をあげていくことができるというのすごいですね。
最後に錦織は安定した勝利でしたね。本人もいい状態と言ってましたが、疲れもなくいい感じに映りました。
しっかり勝ち上がって、マレーと戦うところを見たいですね!!
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source : テニスのある日々