昨日の続き。
体を使ってスウィングするための注意点です。
体を使っていないパターンとして
手打ち
腕打ち
上半身打ち
と書きました。
その中で、今回は「腕打ち」になっているパターンの矯正です。
ボールを力の入る、もしくは実際にラケットを持っている右手で何とかねじ伏せてしまうような打ち方です。
ポイントは左手になります。
やり方は単純、打った後にラケットを左手でキャッチしてみましょう。
こんな感じです。
簡単じゃないか!
と思うかもしれませんが、これが意外に忘れがちです。
何故これができないかというと
右手ばっかりでラケットを振っているからです。
全身を使って打つ場合に、左右のバランスも大切です。
左手は何も持っていないし、打つわけではないので、ついつい全く使われません。
自分のスウィングを動画で撮って、打ち終わりでの左手の形を見たり、他の人の左手の打ち終わりを見てください。
場合によっては、そんなに不自然な形なんだ、と思うくらい変な形で打ち終わっています。
インスタの動画も載せておきましょう。
この左手は、刀で言うところの鞘と思ってください。
刀を収める鞘があるとスウィング軌道も安定しますし、無理な力みも消えたりします。
右手の腕打ちが少しずつ改善されていくかもしれません。
また、出した左手に右手を合わせるようにすることで右手を出していく軌道が何となくイメージされて無駄な動きをしなかったりします。
左右のバランスが良くなり、ある程度左手を使う形が染みついて来たら、無理にキャッチしなくても良いと思います。
プロもキャッチしていない選手もいます。
しかし、不自然な振り抜きのプロはいませんよね?
彼らは左右のバランスが取れた上でキャッチしていません。
バランスの取れていない人が振り抜き重視で振りまくるとガシャリの原因になったり、開きが早くなったりと不自然さが出てきてしまいますので、一度お試しください。
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source : テニス進化論