2016年8月28日日曜日

#勝つ為のトレーニング作成ポイント

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こんにちは。外部スタッフの藤田です。


夏休みも残りわずか、夏バテなどしていないでしょうか。
そろそろ新学期に向けて通常の生活リズムに戻していきたいですね。
 

ところで皆さんは、トレーニングメニューはどのようなことを意識して、もしくは注意して作成されていると思いますか?

今回は私がメニュー作成する際に意識しているポイントについて書かせていただきます。


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私の場合、メニュー作成では「トレーニング種目の順序」、「種目のバリエーション」、「テニスに繋げる動き」の3点を意識しています。
 
 

1. 「トレーニング種目の順序」

種目の順序はメイントレーニングを何で行いたいかによって決まります。しかし、アジリティ系やパワー系、瞬発力を必要とする種目に関しては、比較的序盤の方に行うことが多くあります。なぜかというと、これらの種目は神経系を多く使うため、疲労した状態で行うと、一瞬の力が出せず、ただ「その動作をしている」だけの状態になり効果が薄れてしまうからです。

逆に筋力アップや体力向上の種目に関しては中盤から後半に持ってきています。

これは、ある程度、身体に疲労が溜まっている状態でもしっかりと筋力を発揮できるようにすることと、さらには、疲れている時にはどういう動きをしやすくなるのかを確認する意味合いもあります。辛い時こそ、自分のクセや悪いところが出てきやすいものです。その動きを見抜き、その後のトレーニング種目の選択に活かしています。

 

2. 「種目のバリエーション」

これは毎回毎回メニューを変えると言う訳ではありません。
一定期間、それぞれの種目を行った上で、必要に応じて徐々にレベルアップさせていくという考え方です。
最終的には、人間の動きは3Dであることから、前後・左右・水平面で同時に身体を動かせる(扱える)ようにできるメニューを考えていく必要があると考えています。


3. 「テニスに繋げる動き」

トレーニングといっても、ただ単純にスクワットをして、腕立てをして、ダッシュをして・・・例えば学校で行う体力測定の数値は上がっても、実際のテニスの技術・動きに反映できていなければ、練習の時間を割いてトレーニングを行っても意味がありません。
ですので、テニスの際に走る・打つ・構える等の動作を機能解剖学的に分析する必要があります。
コートの中でいかに俊敏に動くことができ、かつ力強いスイングが出来るか、ということなどを頭に置き、種目の選択や身体の使い方等を指導するように心がけています。



上肢のトレーニングメニューが載っているので、参考にしてください。
 

<ストロークの動きが良くなるトレーニング>

http://mshn.jp/r/?id=0oibb833&sid=4257

<威力あるボールを打つ為のトレーニング>

http://mshn.jp/r/?id=0oub6833&sid=4257


来月は下半身のトレーニングをご紹介します!



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source : ソフトテニス・オンラインBlog