全米OPが幕を閉じて、2016グランドスラムが終わりました。
今日は錦織がグランドスラム制覇をすることについて、考えたいと思います。
その錦織の今年のグランドスラムの成績はすべてベスト16以上で全豪は準々決勝、記憶に新しい全米は準決勝まで勝ち上がりました。
この戦績自体はとても素晴らしく、安定という意味では過去一番いい成績と言えそうです。
しかし、安定も大事ですが、優勝するところがみたいのは本音です。
ただ、実際にもうすぐそこまで来ていると思います。来年こそはとるのではないか?と期待しています。
私が思うに錦織がグランドスラム優勝に必要なのは、体力の維持(1年間戦い抜く)、第4シード以内を取ること、それと経験と運です。
今年を振り返ると2016全米はやはり大きなチャンスでした。反対側のドローのジョコビッチの調子が悪かっただけに、バブリンカに勝てればグランドスラマーの仲間入りの可能性がかなりありました。
そのバブリンカの試合で錦織は「足がかなり重かったです」、「疲れて思考能力が低下した」と試合後にコメントし、見ていても疲労しているのがよくわかりました。
錦織は怪我などの痛みで動きが悪くなるのはよく見ますが、単純に疲労で動きが鈍くなるのはそんなに見たことがなかったです。この日は特に湿度が高く、体力を奪われたところがあった思いますが、バブリンカとの体力差は誰もが感じたところだと思います。
私は錦織がマレー戦のあと、疲労でパフォーマンスが落ちると思っていなかったんです。
なぜなら2014年全米はもっと厳しい勝ち上がりでした。1-3回戦はストレート(相手のリタイア含む)でしたが、4回戦ラオニッチにフルセット、QFバブリンカにフルセット、そしてSFジョコビッチとの戦いでしたから。。。このジョコビッチとの試合もデイセッションで暑い日でしたが、最高のパフォーマンスでした。
私はむしろ、2014のほうが体力大丈夫??って思っていたんです。それを思うと2016バブリンカ戦は残念でした。
しかし、錦織は26歳でまだまだ体力が衰えてくるということはないでしょう。この2016全米はフルセットのマレー戦のあと,湿度とオリンピックを含めた連戦で疲れが出たのだと思います。
それでも1年を通して見ると、今年の錦織は過密日程の中、大きな怪我もなく順調に来ました。身体面では今がピークかもしれません。一番大事なのは今の身体面をしっかりキープすることだと思います。当たり前といわれそうですが、20代前半のケガばかりだった頃を思うと雲泥の差があります。26歳から飛躍的に体力を向上させるのも難しいでしょうから、今の状態をキープして、怪我なく戦うことがまず第一です。
次にシードについてですが、2016全米はQFで今一番強いとも言われていたマレーとの対戦でした。
やはり、QFでのジョコビッチ、マレーとはやりたくないですね。この二人に勝てる能力のある錦織ですが、長いラリーに強く、デフェンス力があるこの二人にQFで勝ったところで次がきつくなります。シード4以内に入るのはキーになると思います。ラオニッチが4位で僅差であり、全豪に向けてとりたいところです。
そして、経験についてです。錦織はグランドスラムで活躍していますが、実はやっぱりTOP選手に比べると足りないです。準決勝1回、決勝1回となります。
ここ10年で単発で優勝しているのはデルポトロとチリッチだけなんですよね。あとの選手は複数回優勝しています。やっぱり経験がものをいいます。
あのマレーでもグランドスラムの決勝5回目で初優勝しています(ウィンブルドンでフェデラーに負けて泣いていたのは記憶にありますよね。)グランドスラムを制覇するには5setを7回勝ったという経験が大きな武器になります。
錦織は優勝してないので仕方ないですが、準決勝以上へ勝ち上がる経験がもっと必要でしょう。戦い抜ける体ができたと自信を持つことが大事だとも思います。
そして、運です。
ドローにはまず恵まれたいですね。今だと、デルポトロと同じ山になるのだけは避けたいです。
2016全米のジョコビッチはなかなかないほど恵まれましたよね。3選手が棄権するという事態が起こりました。あまり聞いたことがないほどです。ここまでとは言わないですが、BIG4+バブリンカでQFから3人に勝つのは正直難しいので、1.2人でいける運が必要です。
あとは、サーフェスとしては、何度か書いてますが、全仏が一番チャンスあると思っています。サーブ力の優位性が低下し、ストロークが主体となるので、サーブ力でTOPに劣る錦織としては一番勝ちやすいと思います。ただ
、体力面では一番きついのも事実ですが・・・
それとよく言われるのがサーブですが、すごく向上したと思います。よくここまで来たと思います。ただ、もう少し好不調の波が少なくなるといいなぁとは思います。
ストローク、リターンはテニス界屈指の存在です。あのマレーにも勝ってましたしね。能力は十分だと思います。
実際、錦織がグランドスラムを制覇するのに足りないものは、そんなにはないと思います。
まずは怪我なく体力面をしっかりキープすることと、できる限り対戦相手をよくするために第4シードをとること、経験は言い換えれば5セットを7回勝ち抜くことができれば、2.3回と優勝するようにも思うのです。それには当たり前すぎますが、5セットマッチを苦しみながらも勝ち上がっていくことだと思います。準決勝までいったら、優勝?!と思ってしまいますが、まだ準決勝以上の勝ち上がりは2回しかない。もっと勝ち上がりが必要です。
そして、運がほしい。。。TOPシードの早期敗退など少しの運がほしいところですね。。。
全自動卵割り機さんのコメントを受けて、書いてみました。ご参考にして頂ければと思います。
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source : テニスのある日々