2017年4月28日金曜日

備えあれば憂いなし。

このブログでも何度か書いていますが、テニスは基本的に相手が打ってきたボールに対してリアクションをとっていくスポーツです。

ですから、自分のこと50%・相手のこと50%という意識が必要です。

相手がどんなボールをどこに、どのスピードで打ってくるのかを観察し、それに対して自分がどんなボールでどこに返していくのかを瞬時に判断、決断、行動していくことになります。

ついつい自分の打ち方などに意識が偏りやすいものです。

相手の打ってくるボールがどんなボールかのヒントは相手が打つ前から始まっています

むしろ、打った後の情報は少ないかもしれません。

その相手が打つ前からの情報をキャッチできる状態かどうかが大切です。

例えば、どこかの国が自分の国に向けてミサイルを発射しようとしているとします。

相手国がどんなミサイルを所持していて、そのミサイルがどれくらいの破壊力があり、射程距離はどれくらいなのか、など色々な情報を探る必要があります。

ミサイルを発射されてから対応しても遅いですよね。

「おいおい、うちのリーダーは何してるんだ!」
「予め防げたのではないのか?」

という話になります。

これと同じように、テニスでも相手が打つ前から

ボールを対してどんな入り方をするのか
スピンを打とうとしているのかスライスなのか
クロスを狙おうとしているのかストレートなのか

etc・・・。

相手方は色々な情報を発信しているはずです。

その情報を見逃して、打たれてから対応しても当然、慌てるし対応が雑になりミスに繋がってしまうことも増えてきます。

そのヒントを見逃さないように意識しましょう。

まさに備えあれば憂いなし。

です。

自分の技術を上げなくても、情報収集能力を上げることによってポイントを取りやすくなっていくかもしれません。

自分50%・相手50%

の意識を持って練習してみましょう。


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source : テニス進化論