2017年5月2日火曜日

#陣形の変化に対応する力

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部活運営のヒント 読者のみなさま


こんにちは、清明学園中学の高橋です。




「 勝てるオールラウンダー育成 」
 原稿おそくなりました。全日本合宿から体育祭準備と疲弊しきっていました。
体調が戻らず、全く動けませんでした。毎年、この時期は全国大会が終わり疲れがたまった状態で新学期の準備、全日本合宿となるので花粉症も重なり・・・散々でした。
遅くなり申し訳ありません。

 女子の勝てるオールラウンダーの育成
 前回に続きます。私なりの意見は前回、書かせてもらいましたが今回は、東北高校に遠征にいきましたので、そこである東北高校女子選手と中津川先生にこのテーマで話を伺いました。

 まず女子選手に、このなかで一番オールラウンド選手を教えて下さいと聞いたら、1名の選手がきてくれました。

 その選手は、オールランドのプレーをどのように伸ばしてきたのかを質問をしたら、前衛・後衛関係なくすべての練習を全員で取り組んできたそうです。そのことによって、苦手なプレーなく、現在、ネットプレーを対応できると話をしてくれました。

 また、中津川先生に尋ねると、試合直前の時期になると前衛・後衛と分業したほうがよいかもしれないが、可能なかぎり全員で同じネットまえストローク練習と取り組ませることと教えてもらいました。
 同じくベースライン平行陣で、どのような戦術・取り組みをされていますかと尋ねました。すると、選手によって戦い方は変わってくるので単純には答えられませんと・・・。
女子では、ひたすら二人でつなぐテニスでも団体で全国上位に進出する学校ではいますよとおっしゃっていました。
 男子では、攻めるダブル後衛でなければ、上位では戦えないと思っていますが、とても深いなと勉強になりました。

 ジュニアの世界でもこれからますますオールラウンドの力が要求されてくると思います。様々な陣形の変化に対応できるためにもすべてのプレーができることが必要になってくると感じました。

 このような形で参考になっているかはわかりませんが、ご質問ありがとうございました。


PS 
 全国大会まえに東京選抜選手と【 チアダン 】を鑑賞しにいきました。
みんな、モチベーションがあがりました。
 チアダンは、部活動でいつも真剣に向き合っている指導者の方々こそ、観て頂きたい映画でした。
 顧問の先生が、生徒とうまくいかずに落ち込み、自宅に戻って家族に励まされてあるコトバには、『 本当にその通り!! 』と号泣しました。とてもエネルギーがもらえます。
ぜひ、指導者の方々もご覧ください。
東京選抜の男子は、チアダンの円陣を真似したら全国3位まで登り詰めることができました。
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【編集部より】 
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●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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source : ソフトテニス・オンラインBlog