早朝に自宅を出て、首都高と東関東自動車道を飛ばすこと約2時間。
会場は神栖海浜運動公園です。
しかも今回は観戦だけではありません。
自分も選手としてしっかりエントリーしています。
私が出るのは35歳以上の部ですが、今年の全日本社会人へ出場が叶わなかった自分にとっては、一番の大きな大会です。
この東日本選手権は予選があるわけではなく、日連に選手登録をしていればエントリーが可能です。
もちろん、これだけの広域大会にエントリーしてくる選手は、いずれも腕に覚えのある選手ばかり。
今年は関東開催なので比較的近いとはいえ、せっかく茨城まで来て記念参加だけで終わるわけにはいきません。
土日の2日間に渡って開催されるこの東日本選手権。
エントリー数の多い「一般男子の部」は初日2回戦までですが、「35男子の部」はベスト16、「45男子の部」はベスト8までを初日に選出します。
今回のドローでは3回勝てばベスト16。
目指せ、2日目勝ち残り!
年齢制限のない一般の部では、クラブチームや実業団などの社会人選手と、学連、高体連に所属する選手たちがカテゴリーの垣根を越えてぶつかり合うのも見どころです。
とくにシード選手が登場する2回戦からは注目の対戦が目白押し。
まず何よりも自分の試合に集中ですが、すぐ隣のコートで全国区の有名選手たちが試合をしているのは不思議なものです。
8月にインドネシアで開催されるアジア競技大会の日本代表に選ばれている船水・上松ペア(学連/早稲田大学)を筆頭に、ナショナルチームのメンバーや、今年のインターハイ・インカレを賑わすであろう有力選手たちがしのぎを削ります。
試合もアツいですが、とにかく気温もアツい!!
なにしろこの日は全国各地で猛暑日を記録するなど、大変な暑さでした。
朝の車中で聞いていたラジオでも、「今日は各地で危険な暑さとなりますので、くれぐれもご注意ください」と繰り返していました。
試合をしている選手たちはもちろんですが、観戦するほうも日傘やこまめな水分補給など熱中症対策が肝心です。
まだまだこれから夏本番なので、コート内、コート外いずれでも注意が必要です。
そんな酷暑との戦いも強いられるなか、おじさんたちの熱い戦いも繰り広げられます。
北は北海道から、東北、北信越、関東と、東日本各県から猛者たちが集うこの大会。
ビッグネームがずらり居並ぶトーナメントですが、ペーペーの私としては誰と当たっても思い切りぶつかるのみ。
なんとか初戦をファイナルで競り勝ち2回戦へ。
続く2回戦でも強豪ペア相手に善戦しましたが、序盤からリードしつつも最後はファイナル5-⑦で逆転負け。
いい試合はできましたが、あと少しで勝ちに手が届きそうだっただけに悔やまれます。
緊迫する接戦のなか、いかに勝負どころで前衛としての仕事ができるか。
普段練習でもできないことを、いきなり試合でやろうとしたって失敗するだけです。
日頃の練習のなかで何度も反復をして、それを実戦のここぞという大事な場面で発揮する。
簡単なようで、なかなか難しいものです。
勝つためには、まだまだ身につけなければならないものだらけです。
平成30年度(2018) 東日本ソフトテニス選手権大会 試合結果
茨城県ソフトテニス連盟 > 平成30年度 第73回東日本ソフトテニス選手権大会特集
http://www2.cnet.ne.jp/ibsta/pc_ent.htmでも、これだからソフトテニスはやめられません。
足りないものもたくさんありますが、一方で少しだけ手応えもありました。
この先まだまだ続く競技人生のなかで、一歩ずつでも階段を上っていけるように、また地道に基本から鍛えるのみです。
source : ソフトテニス・オンラインBlog