皆さん、こんにちは。トレーナーの橋本です。
今回は、前回に引き続き『テニスに必要な基礎体力』の中の、「敏捷性(びんしょうせい)」向上のトレーニングをご紹介します。
<参考>
2017年10月2日ブログ「基礎体力7要素を身につけ他チームに差をつけろ!」
「敏捷性(びんしょうせい)」とは?
「アジリティー」とも言われ、様々な方向へ正確に方向転換する速さのことを指します。
「アジリティー」とも言われ、様々な方向へ正確に方向転換する速さのことを指します。
代表的なトレーニングでは、ラダーや、マーカ―を使用したフットワークドリルなどがありますがどのトレーニングにも共通することは「正確性」です。
速く動くためには、正確な動きで「いかに無駄をなくすか」ということが敏捷性向上のカギとなります。
ボールへの素早い反応・移動が求められるソフトテニス競技においては、非常に重要な要素となります。
<意識するポイント>
・正しい姿勢(上半身から動き、前傾しない)
・母指球を意識しての切り返し
まずは基本的な切り返しトレーニングをご紹介します。
【1】ライン切り返しダッシュ
まずは基本的な切り返し動作を身につけましょう。
フットワークトレーニングの基礎となる動きです。
<方法>
サイドライン(青◎)からスタートし、
1つ目のマーカー(赤◎:シングルスライン)で切り返し、
スタート位置に戻ります。
1つ目のマーカー(赤◎:シングルスライン)で切り返し、
スタート位置に戻ります。
同様に、近いマーカーから順番に往復ダッシュを繰り返します。
※1セット目は切り返しダッシュ、2セット目は切り返し後にバック走(前後の切り返し)と、種類を変えることで、トレーニング要素も増えます。
<ポイント★>
・マーカータッチの際には背中が丸くならないように、マーカーまでは足から動く意識で行います。
・切り返し後の1歩目を速く、母指球で蹴ることを意識しましょう。
【2】 四角形フットワーク
切り返し動作の中に、反応の要素を加えて行います。
指示された方向へ素早く動くことを意識して行いましょう。
<方法>
1. マーカーを3m四方程度の大きさで4箇所置き、真ん中(青◎)からスタートします。
2. 指示者(オレンジ△)は4つのマーカーをランダムに指示し、指示されたマーカーへ素早く移動します。
3. 20秒の間に指示されたマーカーを素早くタッチ、次の指示されたマーカーまで素早く切り返し移動しましょう。
<ポイント>
・前後の切り返しだけでなく、あらゆる方向への切り返しトレーニングです。
さらに姿勢や動作が崩れやすくなるので、正確な動作を意識しましょう。
まずは基本的な動作を正確に行うことが敏捷性トレーニングのポイントです。
速さと正確性を意識して行いましょう!
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source : ソフトテニス・オンラインBlog