店にいる時間の7.8割ぐらいは、ストリングを張っています。
先日も、ジュニアのお客さんから言われました。
「なぁなぁ、毎日ラケットに張っていて、飽きへんの?」
「仕事やから、飽きへんよ。」
「えらいなぁ?」
「なんでよ?
ラーメン屋さんは毎日ラーメン作るやろ?
お豆腐やさんも毎日豆腐を作るやろ?
それと一緒やんか。」
「そうなん?オレは、もう勉強するの飽きたわ。」
「なんでやねん! じゃあ、テニスは飽きることあるの?」
「テニスは無いよ、上手くなりたいし、勝ちたいもん。」
「店長も一緒やで。上手くなりたいから、飽きへんわ。
上手くなることを諦めるから、飽きるんやろ?
勉強も諦めたらアカンで。」
なんて、話をしましたが、気持ちの持ち方一つなんでしょうね。
私も昔は、「もう飽きた!」とか、「なんでこんなことしてるんやろ?」とか思ったことがありました。
でも、一流のストリンガーの方々の仕事を知ってからは、そんな気持ちは無くなりました。
みなさん、すごいなぁ!と思うのに、「もっと上手くなりたい!」「もっと良い張りはないか?」と常に考えています。
なんなん?それ?別次元?と最初は思いましたが、その情熱を持つことが、プロとアマの違いなんでしょうね。
たかが、ラケットのストリンギングですが、技術を習得すること、同じ張りをすることは非常に難しいです。
テニスと同じだと思います。
あのプレーヤー、あの選手の、あのようなボールを打ちたい!あんなプレーをしたい!
と思って、練習を続けますよね。今日できなくても、明日できるかもしれないと思って頑張りますよね。
そりゃ、頑張ってもできないこともあるかもしれません。
挫折を味わうかもしれません
それでも小さな努力の積み重ねがなければ成功することはないと思います。
昨日より今日、今日より明日は、きっと良くなる。
そう信じて努力すれば、飽きることはないと思います。
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source : テニスショップ裏日記