こんばんは
平成最後の2月に
入りましたが、
1月末に降りましたね、雪
千葉県内陸部とも言える
ウチの辺りでは結構降って、
朝は車のルーフの上に
5センチくらい積もっていました。
2月1日は、降雪の影響もあってか、
外に出ると冷たい風が
頬に当たりましたが、
2日(土曜日)になると
気温もグッと上がり、
本日(日曜日)は日差しも強く
暖かくなりました
その土曜日、
暖かさも手伝って、
地元の高校のソフトテニス部が
練習されているところへお邪魔して、
少し見学させて頂きました
(写真は本文内容とは無関係です)
コートでは、男子部と女子部が
練習をされていましたが、
私の顔を見ると
元気よく挨拶してくれました
それも、誰かが挨拶したから
つられて声を出している
というようなものではなく、
それぞれの選手が
ご自身のプレーの区切りの時に
笑顔で挨拶してくれました。
普段、来客(私は客とはいえませんが)は
殆ど無いと思いますが、
自然にこういった事が出来る
気持ち良い選手達だなぁと思いました
チームのファンも増えると思います
さて、表題の「2つの波」ですが、
近いうちにソフトテニスの
中学生や高校生に
影響を与えそうな「波」です。
1つは、このブログでも
少し記事にした事もある
硬式テニスの中体連加盟による波。
高校では、硬式テニス部の創部率は
65%余りとなっているのに対し、
中学校では約10%にとどまるそうで、
硬式テニス側では改善するには
中体連加盟が鍵になると分析し
加盟に向けて活動。
といっても、中体連の新規加盟の
競技は35年間も無いという狭き門。
それが、長年の活動が実って
硬式テニスは再来年に準加盟となり、
「全国中学校大会」が開催され、
さらに3年を経て正式加盟という
ロードマップのようで、
35年間も開かずの門を
とうとう開けたという快挙です。
実際に、どのような変化が起こるのかは、
誰にも判らないという状況ですが、
ここまで苦労してきたのに、
中学校の創部活動を
手をこまねいて見ているとは
思えません。
それに、ただでさえ
中学生全体の生徒数が減っているので、
ソフトテニスの中学生部員は
減少傾向が予想されますねぇ
さて、もう一つの「波」ですが、
「部活動ガイダンス」で提示された
部活動のあり方という「波」です。
とりあえず、昨年公表された
「部活動ガイダンス」をリンクします。
PDFで開く様式です。
文部科学省(スポーツ庁)のガイダンス
千葉県教育庁のガイダンス
これ以外にも、市町レベルでも
「部活動ガイダンス」の公表が
増えているという現状です。
ブラック部活という言葉は
ここ最近になって耳にしますが、
様々な問題が多方向に伸びる前に、
「部活動ガイダンス」が
明示されたという背景のようです。
この「部活動ガイダンス」の中で
具体的に記載されているのが
部活の活動時間に関する事項。
① 部活は週休2日で
土日は1日以上を休日にする。
② 部活週休2日制は、夏休み等の期間中も維持。
③ 活動時間は、長くとも平日2時間程度、
休業日は3時間程度。(1週間で11時間)
具体例を挙げれば、
日曜日・月曜日と連休して、
火曜日~金曜日は2時間練習、
土曜日は3時間ほどで切り上げる
というような事が考えられます。
「部活ガイダンス」を読む限りでは
授業前の「朝練」と授業後の練習に
とくに区別はされていませんので、
朝練を30分やったら、
午後練は90分程度という事でしょうかねぇ。
そして、このガイダンスは、
義務教育の中学校を主に対象と
記載されていますが、
高校に関しても
原則として適用と
明記されています。
また、公立校か私立校かという
区別は特に記述がなく、
市町村の教育委員会や
学校の設置者および学校は
「部活動ガイダンス」に則って
速やかに改革に取り組むべしと
記載されています。
まぁ、高校に関しては
「原則として」という文言が
付記されていますが、
「例外」が多くては「ザル」
という誹りを免れませんので、
「例外」は少なくなるのかも知れません。
ガイダンスとは、「案内」とか
「手引き」という意味合いだそうですが、
文書を公表した事によって
「決まり」に近いのかな。
少なくとも、今年や来年という
短い期間で変化する事が考えられ、
その方向性は部活動の活動時間が
今より少なくなる方向であるのは
間違いなさそうです。
以前、学校の先生とお話を
させて頂いた時、
「学校」の非常に大きな役目は、
子供達が決められた事を
守って行動するように指導する事と
お伺いしたことを思い出しました。
まさに、その通りなのだと思います。
こうして、
「ガイダンス」という形で
公表された以上、
これを守るよう子供建ちを
導くほかにないのです。
ただし、まだ「部活動ガイダンス」を
採用していない地域も多くあるので、
土日にたっぷり練習しているからといって、
「部活動ガイダンス」に反していませんので、
選手達は許される限り練習してほしいなぁ
また、既に「部活動ガイダンス」が
採用されている地域でも、
外部指導者をうまく活用する事で、
練習場所や時間を確保して
好成績をあげているチームも
見受けられます
「部活動ガイダンス」の中では、
そうした外部指導者や
地域のクラブチームなどを
活用する事も記載されていますが、
学校外のクラブを
うまく活用しているのは
実は硬式テニスの世界でしょうか。
硬式テニスの中学生や
高校生の選手の中には、
高体連や中体連の試合は学校名で、
その他の大会は所属クラブ名で
参加するというケースがあります。
特に、ジュニア時代から
硬式テニスをしている選手は
殆どが学校と所属が違いますが、
強豪高校に進学すると、所属も
高校だけに絞ったりするみたいです。
要するに、主に練習する場所が
クラブやアカデミーの場合は、
そちらが所属となるのかな。
いずれにしても、
部活の活動時間が減る事は、
時間の問題とも言える
喫緊の「波」だといえ、
これがどんな影響を
与えるのかも
注視していく必要があるようです。
現在、すでに中学生の選手達には、
現状と大きな変化はないような
そんな気がしますが、
まだ小学校へ入学していない
そんな世代の子供達が
中学生になる頃には
結構、変化が起きている
かも知れません
では、また~
source : ソフトテニス 勝手録