準々決勝を終えた後の大坂なおみのコーチ、サーシャ・バインのインタビューです。
試合後の選手の記者会見がフルにオンラインで観られるようになったのですら、本当にここ最近の事だと思います。それに加えて、今までコーチの公式インタビューってありました??
テニスチャンネルのような外のメディアではコーチが招かれて少し話をしていく光景は何度も観ていましたが、公式なプレスカンファレンスは殆ど観られなかった気がします。上の会見は15分も続きます。この時点ではナオミはまだ全豪チャンピオンになっていませんが、注目の度合いが見えますね。
結構貴重だと思うので、すでに観てる方も多いかもしれませんが、載せました。
ここで全てを訳すのは大変なので、英語が大丈夫な方はもちろん、少し苦手でも頑張って聞いてみてください。全体を通して「よくここまで細かく具体的に話すなぁ」と思いました。ある意味「手の内」ですからねー(笑)
途中砕けた表現をあえて使ってみたり「ん?」という質問にもうまく答えたり、サーシャはメディア対応が上手いですね。
冒頭ではオフ期間にどんなトレーニングをしたかを、各週のテーマを含めて語っています。
そして大坂なおみの試合中の感情や考え方のコントロールの仕方を
「常に何かはうまく行っていることがある。うまく行ってないことを直すより、うまく行っている事を探してそれをやったほうがいい。」と伝えてそれがうまく行っていると言っています。(4:00頃)
また、彼女の強打の武器だけが相手にプレッシャーをかける術ではない、他にも色々な攻め方があるということも伝えているとも言っています。
この辺りは、ボクらのようなレクリエーショナルプレーヤも、もちろんジュニアも、テニスのレベルは違っても、考え方は同じですね。サーシャが言っているのを聴くと、やっぱり頭に残ります(笑)。
最後の方には、WTAのオンコートコーチングについての意見を聞かれて「私は嫌い」と言っています。テニスはコート上では選手は一人で戦うという特別さが良いから、と。フェデラーも同じ事を言っていますね。ボクもこれは同感です。
ちょっと話はそれますが、このブログには「いろんな選手に海外にでてプレーしてほしい」という思いが根本にあります。プロやそれに近いレベルを目指す選手はもちろんですし、大学や実業団でやろうと思っているレベルでも大きな経験になると思います。
それに加えて、そのレベルのジュニアを育てるコーチもどんどん海外に出ていろんな経験を積んでほしいと思います。コーチが育たないと、選手も育ちませんからね!英語も含めて武者修行にぜひ!ボクが勝手に書いてますが、ケンや舌ちゃんが手伝わせてくれると思います(笑)。お金を得るにはビザが必要になるのでボランティアですけどね!😉
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア