"イップス"って最近スポーツ界でよく聞きますね。このブログのコメント欄でも何度か取り上げられて、話題になったことがあります。
さらに2018年改訂版広辞苑にも"イップス"という言葉が追加されました。
イチロー選手もイップスであったことを告白して話題になりましたね。
それでそのイップスとは…
「精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレーや意識が出来なくなる症状のことである。本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。」
とウィキペディアでは書かれています。
コメント欄には何度か書きましたが、私もイップスを持っていてサーブのトスがあがらなくなります。イップスくんが顔を出すと、トスがベースラインの5m後方に飛んでいったりします!もう笑っちゃいますね…これって自分がやったの?嘘やろって…なった事がある人しかわからない感覚だと思うのですけど、左手が自分の手じゃないような感覚で、硬くなって全くいうこと効かないんです。
テニスではサーブのトスやフォアハンド、球出しでなると言われます。ゴルフはパターが多いと言います。宮里藍さんも悩んでいました。
野球はボールが投げれなくなります。日本ハムのエースピッチャーだった岩本さんは壮絶なイップスとの戦いを語ってます。
イップスで言えるのは無意識で行なっていることに意識が入ったり、極度の緊張やプレッシャー、または年齢による脳の変化からなったりすると言うことですが、結局のところ発症理由はわかってません。イップスって何でなるのか?本当にわからないですね。
自分の事で言うと、試合でトスがあがらなくなり、何度もやり直して相手には気まずいのですけど、ちゃんと上がれば右腕はいつもどおりで思いっきり振れるんです。トスがあがらなくて開き直って打つので、かなりスピードでて入る事が多い。不思議なんですよね。
トスだけおかしくて、後は別に何ともない。緊張が原因なら右腕も硬くなったりしそうなもんなんですけど…あとは、そんなに緊張してなくても、イップスでたりします。わけわからんのです。
それでイップスは原因がはっきりわからないので、対処方法もわからない。だから、なかなか治せないです。しかもイップスはある程度、熟練した選手がなる病気で、上手い人がなるんです。上手い人がなるので、じゃあもうテニス辞めた…ってなかなかなれないんです。
私がびっくりしたのは、先にも書いたのですが、日本ハムの岩本投手がイップスでストライクゾーンに全く投げられず、修正するため3m先の的に目掛けて1日1000球投げていたらしいです。最終的に目をつぶって投げれるぐらいになって、1軍で活躍したんです。
でも今でもやっぱりイップスはいるらしい。現役を引退しても、子供の野球教室で暴投したりするとか…
あんなヒーローインタビューで"まいど"と言ってた明るい岩本投手がこんなのだったとは…
岩本投手の記事です。興味ある方はどうぞ
https://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/baseball/npb/2017/05/25/___split______split_5/
そして、錦織と本田の対談で、錦織もイップスみたいになったと言ってました。
私は試合を見ていて、錦織のフォアハンドがイップスっぽいなぁって思ってました。昨シーズンの前半戦で、明らかにイメージとかけ離れたところにいってる感がありました。
色々克服のためにやったって言ってましたね。頭がほとんどと言ってましたが…引退したら教えてくれるのかな?知りたいなぁ…
それで克服する方法なんですが、人それぞれ違うので、簡単ではないのですが…
自分の経験と調べた結果、言えることはイップスはやはり人目を気にしたり、ネガティブなイメージから起こる事が多いと思います。
まず何よりリラックスすることです。深呼吸して息を吐く。笑顔でやるぐらいの感じです。
サーブのトスなら、何回打ち直してもルール違反でもなんでもないし、待たせたって良い。
好きなテニス、野球、ゴルフ楽しくやろうって考えます。
次に意識を変える事です。無意識でできていることに意識が入り込んでできなくなるので、テニスならテニスボールのメーカーの名前見えるかな?とかね。
あとは、フォームを変える。無意識でできているところに意識が入ってできなくなるので、意識してフォームを変える。無意識の下ではなくなるので、治っていきます。
私も色々やって、サーブ打つ前にボール突きを止めて、意識を消すようにして一旦治ったのですが、慣れてくるとまたイップスくんが顔をだしてくる。
今はトスの上げ方を変えて、かなり克服できてきました。横からあげるようにして。。。
でも、またおかしくなるかもしれませんが…
あと、寄り添うようにやるのも大事だそうです。脳科学の中野先生が言ってます。"今日もイップスくんお手柔らかに…"みたいに。
絶対、克服してやる!みたいに力むと、脳科学としてはダメだそうです。
まだ書きたいことはありますが、長くなったのでここら辺にしておこうと思います。
イップスはスポーツ選手にはもちろん、スポーツ好きの人にとっては悪魔のような病気です。本当に辛いし、私も試合で人が見てるところで、トスがぶっ飛んでいくと、かなりキツイ…
でも、気にしない事が大事。悩んでいる方はたくさんいるので、普通の事と思ってます。
イップスが出た時はキタキタ、よろしくみたいに… 悩んでいる方に少しでも参考になれば嬉しいです。
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source : テニスのある日々