~パワー・ソフトフィーリング・耐久性を1本で実現~
Tecnifibreストリング『HDMX』新発売
https://www.bs-sports.co.jp/press/2019/t0802_tecnifibre_string/t0802_tecnifibre_string.pdf
ブログでも、お店でも、「HDX TOURと同じじゃないの?」とのご質問をいただいていたのですが、製法が違うと聞いていたので、別物と思っていました。スミマセン。
構造はHDX TOURと、全く同じです。
ただし、製法が違っているそうです。
「HDX TOUR は、3,600円でしたやん? なんで、2,800円と、安くなったの?
今まで、ぼったくっていたの?」
そう思われるかもしれませんが、理由はこちらだそうです。
低速製法を採用し、品質の安定性を向上。
ロスによる無駄を省き、低価格化を実現。
簡単に言いますと、ストリングは樹脂を、成形して、加熱して、延伸機にかけて伸ばしていくのですが、そのスピードを格段に落として製造しているそうです。
HDX TOURで製品化したときには、ロールを販売することができませんでした。
それは、非常に複雑な構造で、テクニファイバーの技術を持っても、ロールを均一にすることが難しかったそうです。
研究開発を重ねた結果、今回はロールを発売できるまで精度が上がったそうです。
そのせいか、私がテストで張ったストリングもノッチの入り方が、HDX TOURよりも遅く、テンション維持も高いような気がしています。
これは色素も関係しているかもしれませんし、単なる私の気のせいかもしれません。
(テストデータは同じだそうです。)
ガンガン、プレーされるハードヒッターの方には向かないと思いますが、マルチ、ポリエステル、ハイブリッドの全ての良さを取り込んだストリングで、2,800円の価格も魅力です。
弱点としては、マルチ、ポリの良さが曖昧と感じる方もいらっしゃるかもしれないことです。
(マルチにしては、硬い。ポリにしては反発、耐久性が無い。など)
ナイロン以上、ポリ未満のマルチとしては、すごく良くできているのではないか?と思っています。
発売は、8月21日です。
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source : テニスショップ裏日記