2019年9月1日日曜日

9月~っ (私学大会2019など)

こんにちは 

9月に入りました。
日中は、まだまだ暑いですけど、
夕方は凌ぎやすくなってきましたね

301
これは、先週の私学大会の時に
とある選手(ペア)が影絵で
ハートを作っていたのを
撮らせて頂いたものです。
望遠レンズしかなかったので、
こんな構図になってしまいました

さて、先週おこなわれた
千葉県高校の「きらめき大会」ですが、
既に結果が高体連のHPに掲載されています。

この「きらめき大会」は予選がなく、
男女合わせて800ペアが参加するという
県内の多くの高校が参加する大会です。

「全て」ではなく「多く」のというのは、
学校によって夏休みの期間が違ったり、
部活の方針によっては
参加しない学校もあるからです 

3年前から1部と2部とに分かれ、
一部は強豪・熟練選手が多く、
それ以外が二部という印象ですが、
参加条件は決められていないそうで、
どちらに出場してもOK という事です 

一部には中体連の推薦で
強豪中学生ペアも参加され、
勝つのも大変ですし、
勝ち上がるごとにレベルが高くなり、
まさにチャンピオンシップの様相です

一方、二部も勝ち上がるにつれて
選手の実力はアップしてきますが、
一部に比べれば穏やかなアップで、
なかなか白熱した戦いが
繰り広げられていました

私の住んでいる富里市の
富里高校女子チームは
6ペア全てが二部に出場。

密かに優勝もあると思っていた
富里高大将ペアでしたが、
3回戦でファイナル負け 

しかし、勝った相手ペアが、
そのまま決勝戦まで進出されたので、
やはり実力は上位だったと
再認識させてくれました 

そして、1年生ペアの2ペアが
3回戦を突破して二日目に残り、
森久保・伊藤ペアが4回戦進出、
中村・根本ペアは5回戦進出で、
こちらはベスト16に入りました 

こういう経験が、
来月におこなわれる新人戦の
地区予選に活かされると思います。

そして、この女子二部では、
ウチの愚息がお世話になっていた
スクールの後輩でもある本宮選手が
中村選手とのペアで見事に優勝 

201
中村選手(四街道高)
フォアだけでなくバックでも
素晴らしい強打を披露 

202
本宮選手(四街道高)
ネットプレイだけでなく
バランスのとれた選手です。

仕事の途中に立ち寄ったので、
準々決勝しか観られませんでしたけど、
同校対戦となった準決勝を乗り越え、
優勝まで登りつめました。
おめでとうございます 

男子一部優勝 
遠藤・滝瀬ペア(木更津総合高)

男子二部優勝
清水・大城ペア(県立千葉高校)

女子一部優勝
中尾・松本ペア(千葉聖心高)

女子二部優勝
中村・本宮ペア(四街道高)
203
大会パンフレットの裏表紙には
歴代優勝ペアが記載されています。
中村・本宮ペア(四街道高)も
令和の初代優勝者として
ここに記載されるんですねぇ 

男子二部優勝ペアの県立千葉高も
女子二部優勝ペアの四街道高も
ここに記載されるのは初となりますね。

優勝されるまでに7試合。
7連続勝利を達成して掴んだ優勝は、
格別なものだと思います 

どういうわけか、ウチの愚息も
この「きらめき大会」は
相性が良かったなぁ。
きらめいてなかったけど 

今大会の女子一部では
中学生ペアが決勝戦に
駒を進めていますが、
愚息ペアが高校1年生の時の
決勝戦の相手も中学生ペア 

それも、全中個人戦で優勝され、
中学生日本一となったペアでした 

その時の「きらめき大会」は
彼らの凱旋試合といった様相で、
次々に高校生ペアを破り、
彼らが決勝戦に名乗り上げた頃には、
先に女子で中学生ペアが優勝を決めていて、
男女とも中学生ペアによる
アベック優勝が濃厚という
雰囲気が会場を支配していました

だって、愚息ペアの方はと言えば、
中学校でソフトテニス競技を始めて
中学生の時に県大会で一度だけ
ベスト8に入ったのが最高成績

中学生の頃は、県どころか
地区の強化選手にも全く無関係で、
ましてや県の選抜メンバーなんて、
遠~くに見かけた事はあっても
話した事なんか一度もありません

全国的にも超有名な
中学生日本一のペアと
県内でも「誰だあれ?」の
無名高校1年生ペアとの
ミスマッチともいえる決勝戦は、
しかし意外な結果になるのですが、
これはまた、いずれ 

高体連のHPには
過去の大会結果というページがあって、
平成19年度以降の県大会公式戦や
「きらめき大会」の結果が
掲載されていますので、
一度ご覧になってみると
ご近所のお友達や同級生の
お兄様やお姉様のご活躍を
見つける事ができるかも知れませんよ

さて、「きらめき大会」の翌日から、
県私学大会が開催される予定でしたが、
水曜日は風雨が強くて競技が出来ず、
私学大会個人戦が木曜日におこなわれ、
団体戦については別途協議となったようです。

総入れ歯、おっと失礼 
そういえば、だいぶ前の事ですけど、
私学団体戦が順延となって、
2月の寒い時期に開催された事がありました。

私学大会の個人戦で
優勝と準優勝された2ペアは
3月におこなわれる全国私学大会の
「個人戦」に出場する事ができます。

ちっとややっこしいのですが、
全国私学大会の「団体戦」に出場するには、
3月に開催される全国選抜大会に
出場しなくてはなりません。

つまり、全国選抜大会に出場された学校のうち、
私立高校については全国私学大会の
団体戦へも出場する事が出来るんですねぇ。

そして、全国私学大会の団体戦に出場すると、
その学校は個人戦にも
3ペアを出場させる事ができます。

この3ペアは、県私学個人戦で選出された
2ペアとは別枠です。う~ん、ややこしい
(間違っていたら情報をお願いします)

県私学大会個人戦結果
<男子>
001

002

<女子>
003

004

最後まで記載されたものを
撮すことができずにすみません

男子は、「きらめき大会」優勝の
遠藤・滝瀬ペア(木更津総合高)が
永田・高橋ペア(昭和学院高)を破り優勝 
おめでとうございます

男子では「きらめき大会」に出場していなかった
昭和学院高や西武台千葉高、日体大柏高も
出場されて熱戦が繰り広げられましたが、
インハイ団体準優勝メンバーの
遠藤・滝瀬ペアの強さが光りました。

一方の女子ですが、「きらめき大会」では
ペアを別にしていた
進撃の妖精 日高・原ペア(昭和学院高) が
インハイ3回戦の実力を発揮して優勝 
おめでとうございます

501
日高選手(昭和学院高)

502
原選手(昭和学院高)

準決勝ではG2-3と
三橋・鈴木ペア(植草学園大付属高)に
先行される厳しい戦いを逆転した妖精ペア。

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3位の三橋・鈴木ペア(植草学園大付属高)
まだペアを組んで浅く、
お互いに遠慮する場面もありましたが、
攻守のバランスが優れたペアで、
今後の活躍が楽しみです 

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3位には、同じ植草学園大付属高の
1年生ペア 平山・中村ペアが入りました。

左右にバズーカ砲を備えたような
破壊力抜群の並行陣  

風上からとはいえ、
平山選手のトップ打ちは
相手コートに着弾するやいなや、
あっという間にコート後方の
ネットに突き刺さっていました 

302
植草学園大付属高ペアによる
同校対決となった準決勝を制して
決勝戦に駒を進めた福田・川ペア
こちらは2年生ペアで雁行陣。

といっても、中学校時代は
川選手も後衛として関東出場を
果たしているほどの選手ですので、
今大会でベスト4に入った
植草学園大付属高の3ペアの6選手は、
全員が後衛の経験豊富です。

で、実は冒頭のハートマークの影絵ですが、
これを作っていたのが福田・川ペア。

303
優勝された日高・原ペアといい、
福田・川ペアといい、
2年生には良い意味で
「余裕」が感じられました 

準々決勝では、ファイナルのP5-6と
先にマッチポイントと握られましたが、
ここで福田選手のトップ打ちによる
ミドル割りが炸裂。

植草学園大付属高の選手達は
全体練習を終えた後、
居残りで個人練習をされますが、
お母上の手投げによる一本打ちで
培った福田選手のトップ打ちが
苦況を救う一打を生んだのだと思います。

307
あと一歩で準決勝進出を逃した
海野・東山ペア(成田高)

海野選手は切れのある
シュートボールが魅力の1年生。

成田高は、村松・田﨑ペアも
ベスト8に入り、士気が高まっています 

ちなみに、村松選手(成田高)と、
「きらめき大会」二部優勝の
本宮選手(四街道高)とは
佐原中学校時代に
ペアを組んでいた間柄。

親しい選手の活躍は
良い効果をもたらしているようです。

では、また~ 


source : ソフトテニス 勝手録