前回に引き続き、体に近いところに飛んできたボールをバックボレーで処理する時の注意点です。
前回でも書いたように、いかに腕とラケットを動かす環境を作れるか、がポイントになります。
これも動画を貼り付けておきます^ ^
まず、前述したように、腕とラケットを動かすにはどのようにすればよいかを考えていきましょう。
ボールが近くに飛んできていますから、まずはボールの軌道から自分の体を外してボールから離れることが大優先。
左足を後ろに引いて距離を取りましょう。
【ボールのスピードがゆっくりな時】
左足を引いてから踏み込む余裕が有れば右足を出しながらインパクト。
【ボールのスピードが速い時】
左足を引きながらインパクトします。
ここは飛んできたボールと自分との関係を瞬時に判断するしかありません。
よくボールを観察して素早く決定していきましょう！
また、バックボレーに関しては更に有効な打ち方もあります。
【アタックなど更に速い時】
バックボレーは支点となる右肩が前にあるので、最悪、足を動かさなくても打点を前で取れさえすれば何とかなる時もあります。
ただし、ラケットの動かし方に気をつけましょう。
体が正面向いた状態からラケットを左から右、何とか腕とラケットを動かす事ができれば返球する事は可能です。
至近距離で打たれた場合、足を引くのさえ間に合わない時もありますので、そんな時はフォアかバックか迷わず「バックボレー」を選択してください。
うまく腕とラケットを動かして当てる事ができれば、カウンターになってポイントを取ることができるかもしれません。
ということで、とにかく体に近い時はボールの軌道から外れて、腕とラケットを動かす環境を作れるようにしましょう！
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source : テニス進化論