ＩＯＣが東京五輪の延期を検討すると明らかにしました。
各国の連盟、委員会、アスリートからの要望も延期ですので、その方向で進んでいくのでしょうね。
ただ、問題が大きすぎて、「もう中止でええやん？」との声も聞かれるようになってきました。
どの決定にしても簡単なことではなさそうです。
世界中の感染がいつ終息するかなんて誰もわかりませんし、世界的な膨大な経済損失の中、延期による多額の経費負担にも耐えることができるかどうか・・・
アスリートのみなさんにとっても選考がやり直しの可能性が大きいし、日程が未定でモチベーションを保つことができるかどうか・・・
素人が考えても難しいことはわかります。
でも・・・東京五輪は開催してほしい・・・
東京五輪の開催が決定したときに、日本中が盛り上がったじゃないですか？
多くのアスリートのプレーや演技に感動し、勇気や希望をもらえたじゃないですか？
多くの子供たちが五輪を目指すようになったじゃないですか？
私は、2008年の北京五輪開会式当日の新聞に掲載されたミズノさんの全面広告を大事に取っています。
いろいろなことがあって、商売を続けることに不安もありました。
そんなときにこれを読んで、頑張る人、挑戦する人を応援できる人になろう、スポーツの力を信じようと思いました。
ミズノは信じている。
スポーツが、人間をとてつもなく成長させることを。
汗まみれ泥まみれになって努力し続けたその先には、
昨日まで、できなかったことが
できるようになる喜びがあることを。
その達成感を、挑戦する心を
私たちは、忘れないでいようと思う。
ミズノは、信じている。
スポーツが、人間どうしの関係を正しくしていくことを。
ルールを守る大切さ、
フェアプレー精神のすばらしさを学ぶことで
ひとはお互いに、いたわりの気持ちを持てるようになることを。
ミズノは信じている。
スポーツが、世の中を明るくしていくことを。
未来を担う子どもたちが、スポーツを通じて
健全なこころとからだを育めば、
社会は、いまよりもっと元気になっていくことを。
2008年8月8日。
きょう、国も、地域も、民族も越えて
かんたんではない挑戦を成しとげ
子どものころからの夢をかなえた者たちが、一堂に会する。
私たちは、彼らに、彼女らにとって、
そしてスポーツを愛するすべての人にとって
ともに挑戦する仲間でありたい。
私たちミズノの挑戦は続く。
批判することは簡単です。
でも、この瞬間も、実現に向けて多くの人々が懸命に働いています。
アスリートのみなさんも出場を信じて懸命に努力しています。
私は何もできませんが、その人たちを信じて応援する人でいたいです。
たくさんの人々の知恵と熱意で、困難を乗り越えることができると信じています。
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source : テニスショップ裏日記