2020年8月30日日曜日

ジョコビッチ、ポスピシルを中心にProfessional Tennis Players Association (PTPA)を設立を発表

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ジョコビッチとポスピシルが中心となって、Professional Tennis Players Association (PTPA)の設立を発表しました(まだ正式というわけではなさそうです)。
内容としては、以下の通りです。


ジョコビッチ「全員から答えをもらえているわけではない。今はどのくらいの選手に参加の意思があるか、感触を確かめているところで、そこを出発点にしていく。正式な発足にこぎ着けることができれば、こちらの選手協会とATP選手会は最初から共存できるはずだし、するべきだ。そのことがわれわれをどこへ導くかは、時間が教えてくれるだろう」
「サインする選手の数に最小限も最大限もない。ターゲットにしているのはシングルスの500位以内とダブルスの200位以内で、その中の大半の選手に参加してもらえればと思っている
「今すぐに実現するのは難しいし、それはわれわれも分かっているが、この件には時間をかけたい。ただ、どこかでスタートを切らなくちゃいけない。選手とこのスポーツにとって、重要な一歩になると思う。テニスにとってすごく良いことのはずだ」


ナダルは、ジョコビッチに考え直すよう求め、「世界は今、難しく複雑な状況にある。個人的には、こうした時期には落ち着いて、みんなで力を合わせて同じ方向へ進むべきだと信じる。今は団結の時であって、分断の時ではない」  フェデラーも「ラファエル・ナダルに賛成だ。今は不確実で難しい時期だが、選手やスポーツとして団結し、将来へ向けた最高の道筋をつけることが大切だと信じている」

対してジョコビッチ「もちろん、ロジャーとラファが参加してくれるのは大歓迎だし、どんな選手でも大歓迎だ。その中には、別の意見を持った選手がいることもよく理解している。しかし、今はその時じゃないと彼らが考えているのに対して、僕は今がその時だと思っている」



しかし、激動のW&Sオープンとなりましたね。コロナによるツアー再開から、無観客試合、黒人銃殺問題による試合の延期…
もうこれでも十分なのに、さらに、ジョコビッチ、ポスピシルによる新たな選手会であるPTPAを設立しようとしている。

ATPプレーヤーズカウンシルの会長であるジョコビッチはまだ正式に辞任しているわけではないのですが、今後は辞任する流れになっていくのでしょう。
ATPプレーヤーズカウンシルに不満があるのは間違い無いのでしょうけど、なぜ、新団体を作らなければならないのか?しかもジョコビッチが会長なら、自分が旗振ってATPプレーヤーズカウンシルで変えられないのかな?そこがよくわからないですね。
シングルス500位以内ダブルス200位以内の有能な選手を救いたいということなら、賛同する人も多いと思うし、良いことだとは思います。
新団体設立の目的とねらいが見えないので、そこが明確になれば、良いと思います。



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source : テニスのある日々