2020 全米オープン 西岡はマレーに惜敗…

西岡はマッチポイントも握っていたのですが、惜しくも敗退。マレーは勝負所で強かった。ここら辺の勝負強さ、メンタリティーはさすがでした。。。6-4 6-4 6-7 6-7 4-6

西岡のプレースタイルは左利きを利用してフォアハンドではスピンを掛けて、相手のバックバンドを高い打点で打たせる。

バックハンドはフラット系で相手がダウンザラインに振ってきたら、早めのタイミングで打っていく。フットワークの良さがあり、走らされてもしっかり返せて、エラーが少ない。

サーブは威力がないので、クイックで打ったりしながら、コースをうまく打ち分けて相手に的を絞らせない。

このいつもの戦い方が前半戦はハマってました。主導権は西岡にありました。

しかし、マレーは3rdsetからだんだん合ってきていて、タイブレークとなると、サーブ力に勝るマレー優位となりました。

それでも、身長171センチの日本人がマレー相手にここまで戦える。しかも、マレーはW&Sオープンで3試合やってる状況で、西岡は半年ぶりの試合でコート慣れなし。そう思うと、西岡の未来は明るしい、次はまたアップセットしてくれると思います。

私個人としては、もっと西岡をメディアは取り上げてほしいって思います。大坂、錦織はスターで当然すごいのですが、西岡はシュワルツマンと並びツアー1.2位の低身長でここまでやってるのですから、簡単には言い表せれないぐらい凄い選手だと思います。

マレー「彼（西岡）がポイントを支配していた。彼は素晴らしい選手。とてもトリッキーなテニスで、簡単な相手ではない。序盤はしっかりとボールをとらえていなかった。アグレッシブになり過ぎたり、ショットを決めにいき過ぎたりしてミスをしていた。ずっといいプレーをしていたわけではないけど、よくボールが打てたり、いいサービスが打てるようになっていった。勝てて本当によかったと思える特別な試合だった。こんなに長い5セットマッチはしばらくなかった（第3セットで）少しいいプレーができた。多くのポイントをコントロールしていると感じられたし、どうやれば勝てるかを理解し始めていた。序盤は、それが分からなかった。とてもトリッキーな試合だった。難しいのは分かっていた」

西岡「勝てたら最高でしたが、負けても最高の内容だったと思います。試合勘はまだ無いですが、まずは試合出来て良かったです」と率直な今の気持ちを明かした。でもね、4時間40分は長い笑 夜中もはや早朝まで応援ありがとうございました」

日本人は大坂以外みんな負けてしまいましたので、ジョコビッチを誰が止めるか？に焦点を絞りながら見ていきたいです。

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source : テニスのある日々