2020年10月1日木曜日
プロチームAIM 村田匠選手に迫る【最終回】 プロへの道
① 新設プロソフトテニスチームAIM に迫る
http://st-on.blog.jp/archives/52294639.html
② プロチームAIM に迫る② 村田 匠選手
NTT西日本での道
http://st-on.blog.jp/archives/52294707.html
③NTT西日本 堀 晃大監督 村田 匠選手を語る
http://st-on.blog.jp/archives/52294867.html
2019年度のシーズンをもってNTT西日本ソフトテニス部を離れた理由について、
「先輩に対して気を使ってしまいちゃんと公式戦でも戦えなくて、ペアや、ちゃんとソフトテニスをできる環境を作ってくれてる堀監督にも申し訳なくてやめた。」
と勝つこと仲間に対する複雑な心境を打ち明けた。
勝つことを求められる中で、厳しい現実と向き合いソフトテニスを突き詰めてきた村田プロ。ソフトテニスを一旦離れた際に、湧いてきたソフトテニスへの情熱がまた彼をソフトテニスへの道に連れ戻す。
村田プロ自身、このままソフトテニスをやめると後悔するのではないかという自問自答の中、建築関係で働きながら、指導者として自分の経験をみんなに伝えたりしてソフトテニスへ恩返し的なことをしたいと考えていたという。
そんな折、井上代表から「プロに、ならないか?」と言声をかけられる。
その言葉で、村田プロは、プロになり、今一度 日本代表へ返り咲きトップを目指す。その後も、元プロとして指導者としてのセカンドライフライフとしてソフトテニスへの貢献も視野に入れ再び立ち上がった。
村田匠プロとしての道は今ここに始まり、平坦な道のりではないだろう。
これからのソフトテニス 界を担う子供達が、たまたま出会ったソフトテニスというスポーツを社会人まで頑張っても、何も手に入らない20代を迎えなきゃいけないこの環境をそろそろ変えていかなくてはならない。
プロアスリートというソフトテニスに誕生した新しい存在が、道をつくり新しきソフトテニス界を牽引していく存在になりえるように、今こそ日本におけるソフトテニス文化も新たな1ページをつくる準備が必要なのではないでしょうか。
新連載 【プロと組む】 井口雄介選手に迫る①
お楽しみに!
source : ソフトテニス・オンライン