日本を出ると錦織圭もボクらも、 周りから観たら同じ日本人 です。最近ボクなんかは南米系に観られかねないですが名前を言えばすぐに判ります(笑)。
世界ランキングが4位までになっている錦織圭 を知らないテニスプレーヤは選手、アマチュア、趣味プレーヤーを含めても、今時もう居ないでしょう。その錦織の武器と言えば「足」。 当たり前すぎて何を今更、という位な話しです。錦織の試合をTVで観ていれば必ず解説者からその話しがでます。そしてその元々もっていただろう足を開花させたのは言わずと知れた元祖「足」のマイケルチャン です。アメリカ人ではありますが、一目瞭然、間違えなくアジア人です。
世界の目は錦織圭やマイケルチャン、つまり日本人やアジア人は小さいけれどもとにかく走って拾いまくる、 という見方になっているのです。そしてそれはどんなレベルのプレーヤーでも同じ ように周りから観られているのです。自分の周りのテニスレベルはそれぞれ同等な訳ですから。
ボクは自分がプレーするレベルの中で、特別足が速い訳でも遅い訳でもありません。普通だと思います。それでも、試合をしていて諦めずにボールを拾って何とか返せば、アジア人以外の相手は「あいつはやっぱり日本人、良く拾う」というイメージになるんです。一本頑張って拾えば「あいつは走るから、もっと厳しい所に打たないと」 という気持ちにさせるんです。試合後に白人の相手に「おまえ良く拾うな」と言われた事は1度ではありません。
実際、日本人はテニスや試合に対する真面目さも手伝って、よく走りよく拾う選手が多い気がします。ボクレベルの周りでもそうです。そんな事実も、錦織の活躍のお陰で、いわゆる外人の選手達には事実以上に強いイメージ となっているのです。
そして、ボクらは皆それぞれのレベルで、小さい差の積み重ねで勝ち負けを競っています。 そんな微妙な差の中では、相手に少しでもプレッシャーが与えられるというのは大きいです。
そんなイメージを相手の頭に蘇らせる為にも、ボクら日本人は試合中、少しでも走って一本でも多く拾うよう頑張りましょう! 見えない所での見返りが大きいですから!
ってなんかいつもと文章のノリが違いますね。。(笑)(N)
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア