引き続き、フォアハンドストロークのフットワークです。
本日は
フロントホップステップ
もしくは
ホップスルーステップ
という名前のついたステップです。
フロントホップ、という名前から、前足を軽くあげるような感じでしょうか。
むかーし、私が研修で聞いたときはフロントホップステップでしたが、今はホップスルーステップという名前なのかもしれません。
とりあえず、動画をみましょう。
フロントホップステップの動画
そして、いつものようにスロー編集。
フロントホップステップのスロー編集
と、軽くジャンプしながら打つ感じです。
フェデラーはよく使っていますよね?
さて、静止画と解説です。
①まず、ボールにあわせて
右、左と両足を決めます。
②そこから
サイドステップを入れて、もう一度足を決める感じでタイミングを計りましょう。
③そして、インパクト
この時、腰を回すのではなく、右足を後ろに残す感じで打ちます。
さらに、前に出している左足を軽く蹴りだしながらラケットを振ります。
④フィニッシュ
インパクト後に、左足で着地。
右足は蹴り上げたままでバランスを取ります。
右足を残すことによって、押すのではなく、弾く感じで打ちます。
また、ラケットヘッドの返しも鋭くなります。
状況としては、甘いボールが来たときに前にステップインしながら打っていくショットになります。
よく、キャリオカステップというバックのスライスでのアプローチショットのフォア版と考えてください。
ポイントは、やはり
リズム
①で書いたように通常1・2・3で打っていくタイミングの前にもう一つ1・2が入ります。
これも一昔前ですが、「ダブルリズム」というタイミングの取り方があり、話題になったリズムです。
一度、1・2で足を決めて、そこから1・2・3で打っていく感じです。
もう一つのポイントは
前にサイドステップしながら打っていく
という点です。
サイドステップするときには腰の回転は使わないですよね?
それくらいのイメージで打たないと腰が回ってしまうので気を付けてください。
練習方法は、当然、短めの甘いボールを出してもらい、打って戻る、打って戻るを繰り返しです。
動画のような感じです。
これができるようになると、甘く浮いてきたボールをふかすのが減ると思います。
浮いたボールに対して腰の回転を使うと、結構ガシャったり、ヘッドの返しが遅れてかなりのアウトボールになってしまいがちです。
④で書いたように、右足を残してヘッドの返しを自然に鋭くできれば自然と抑えが利きますので。
これが打てると、フェデラーっぽい打ち方になります。(ボールはフェデラーの半分もでませんが・・・。)
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source : テニス進化論