2015年11月18日水曜日

100ラリーの進化型練習。

先日、結局は安定感。という話をしました。

そして、その練習方法の一つとして

100ラリー

という練習を紹介しましたね。

まずはどんな形であれ100ラリー、つまり50往復を目標にしてください。

100まで続けるという忍耐、辛抱、メンタルが鍛えられます
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逆に考えれば何とか相手のコートに返すことができればラリーは続いていきます。
そして、100はクリアできるでしょう。

しかし、この状態でクリアしたとして、試合で使えるでしょうか??

残念ながら答えはNOです。

もちろん、1歩1歩、階段も1段1段ですから、まずはそれでいいんです。

では、次はどうすればいいのか。

先ほど書いたように、何とか相手のコートに返すだけのボールを減らしていかなくてはいけません。

100ラリー全てというのは中々難しいですが、何となく当てて返しているだけ、とか、打てるけどスライスで返球している、こんな感じのボールを減らしていきましょう。

つまり、ちゃんとスウィングしてクリアしましょう!って話です。

というのも何となく当てて返したボール、試合だったら攻められますよね。

この練習は相手も100まで協力してつなぐ前提なのでお互い攻めるということをしません。
ここが試合でまだ使えないというポイントです。

ダブルスだったら何となく当てて返したボールはボレーでやられてしまいます。

そんな意識で練習してみてください。

予め練習相手とのコミュニケーションも取っておきましょう。

しっかりスウィングしていけば100なんて途方もない数になります。

最初はしっかりスウィングしたらミスが出てしまいます。
その辺を互い認識していないと練習相手との意識にズレが生じますから気をつけてください。

私はコーチをやり始めの頃、そこのスクールで研修生同士で100ラリーをクリアしないとレッスンでは使わないという研修制度でしたのでトコトンやり続けました。

コーチレベルのテニスを目指すなら皆さんもここをクリアしていきましょう!

更にお互いの打つボールをサービスラインより深く、と限定すれば相当ハイレベルな練習になります。

まぁ、ここまでいくと正直、私も自身はありませんけどね。

その先の勝利に向かって、心折れずに頑張りましょう!
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source : テニス進化論