2016年1月10日日曜日

サーブの振り抜き

今年もサーブの記事はチョイチョイ挟んでいきます。

復習も兼ねて

サーブの振り抜く方向の話です。

昔、といっても10年くらい前、私は他のテニススクールにいまして、ストロークでも
ボレーでも初めての人が取っつきやすいように基本的なマニュアル的なものがありました。

当然サーブもありまして、その中の一つとして

「打ちたい方向にラケットの先端を出していく」

「狙った所をラケットの先端で指す」

というような教え方がありました。

確かに、全く初めてでテニスのサーブなんか知らないという人には

分かりやすいなぁ、という説明なんですが、そこから次のステップにいくときに大きく変わる部分がマニュアル化されていませんでした。

その大きく変わる部分というのが先ほどのサーブの振り抜く方向です。

横からの動画を載せておきましょう。

スピンサーブではラケットがベースラインから出ないようにしてみる。






















この動画で言うと、ボールの飛んでいく方向、つまり狙っている方向は右になります。

しかし、静止画で見てみましょう。

向う側から
image.png

こちら側に振り抜き
image.png

また、向こう側に抜けていく
image.png

といった具合です。

この動画はスピンサーブを撮ろうとした動画ですので、かなり振り抜きが横にはなっているものの

先ほど書いた、10年前くらいの説明とは全く違う打ち方になります。

前に振り抜くのではなく、右斜め、という感じです。

私の感覚で言うと

ラケットがベースラインから前(画像でいえば右)に出ないように心掛けています。

もちろん、グリップの握り方や腕の使い方など、非常に細かい部分で変更を余儀なくされます。

正直に言ってしまうと、グループレッスンの中でサーブに費やせる時間はせいぜい10分~15分。

その短い中で修正していくというのは非常に難しいし危険なことなんです。

というのも、グリップを変えてしまうと、最初は全く入らなくなってしまいます。

その状態で

はい、ボールアップ、サーブはまた1週間後!

と言われてしまうと皆さん側は

はい、無理!

となりやすいんです。

なので、コーチはそんな危険な行為はハッキリ言って避けて通ります。

他にも色々な避ける理由はあるんですが・・・。

といったように、修正しなくてはいけない部分が多々あります。

何回かに分けて、再度確認的な感じで書いていきますので、本日は

サーブでのラケットの振り抜きは

前ではなく、右斜め!

と覚えておきましょう。


テニス ブログランキングへ

スマホで読んでくださっている方はページの一番下にあるデスクトップ版というのをクリックしてみてください。
また違った形で楽しめると思います。
戻す場合は、右上にスマートフォン専用~というのがあります。デザインに隠れて見にくいですがそこをクリックしてみてください。


source : テニス進化論