2016年2月24日水曜日

日本のテニス界と競馬界の類似点。

競馬と聞くとギャンブル要素が強く、拒否反応する方もいるかもしれませんが、一つのスポーツとして。

私は昔から競馬が好きでたまに競馬場へ足を運ぶ程です。

そんな競馬とテニスの共通点を書いてみようと。

競馬の有名なレースといえば

日本ダービー
有馬記念
宝塚記念

などがあります。

世界レベルで見ると大きなレースはたくさんありますが、やはり最高峰は

凱旋門賞

ではないでしょうか?

テニスで言えば

4大大会、または、ウィンブルドン

世界中の全ホースマン達はこのレースを獲るのが夢と言っても過言ではありません。

日本のホースマンも同じです。

ここ10年くらいで日本の競馬のレベルはかなり世界レベルに近づきました。

しかし、未だに凱旋門賞は獲れていません。

皆さんも聞いたことがあると思いますが

ディープインパクト
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でも
オルフェーヴル
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でも実現できませんでした。

ディープインパクト→失格(レースは3着)
オルフェーヴル→2着
ナカヤマフェスタ→2着
エルコンドルパサー→2着


実現できないのには色々と原因がありますが個人的に思っている大きな障害・・・。

それは、馬場です。

馬場とは馬が走る芝生です。

日本の馬場は、高速馬場とかパンパン馬場と呼ばれていて、芝の毛足が短く、瞬発力・キレ味が勝負です。

しかし、凱旋門賞が行われるフランスのロンシャン競馬場の芝は毛足が長く、言うなれば馬力の必要な馬場です。

これだけでもお分かりですね?

まずまず勝てないんです。

競争している環境が、馬場が違うんです。

更に凱旋門賞に挑戦するには日本国内でまずそれなりに(それなりと言ってもかなりですが)年度代表馬になるくらい活躍しなくてはいけません。

絶対的にキレ味が必要です。

しかし、キレ味があっても凱旋門賞ではグダグダになる。

こんな調子です。

あまり、競馬に熱くなると長くなるので、テニスはどうか。

テニスも馬場です。

つまり、コートサーフェスです。

日本の気候条件に合わせたオムニコート。

ハッキリ言ってこいつが弊害です。

もちろん、プレーしたことがあると思いますが、球足が遅いから打ちこんでもなかなか決まらない。
跳ねるからスピン重視・・・というコート。

当然勝つには繋げた方が有利なコートです。

しかし、世界は打ち込んで自分からエースを取らないと勝てません

ハッキリ言ってしまうとインターハイで優勝するまで国内で頑張ったら世界に行っても50位は越えられません。

世界で活躍してきている日本人がジュニア時代から海外に出て行くのもうなづけますよね。


だから、どうしろっていうのではないんですが、テニスでも競馬でもこういった大元の部分で苦戦を強いられてしまっています。

他のスポーツでも同様のことがあるとは思いますが。

唯一グランドスラムに近い日本の錦織には是非、勝ち取ってもらいたいですね。
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source : テニス進化論