2016年2月7日日曜日

テイクバック時の手首とラケットの角度

今日は、非常にコアな話題になります。

皆さんはフォアハンドのテイクバック時の手首の感じはどうなっているでしょう??

手首の角度は当然、手のひらの向きなどにも影響し、ラケット面の向きなどにも影響してきます。

結果として、テイクバック時に打つ面が何処を向いているのか?ということになります。

まず、私は基本的に前気味もしくは若干右側に向くイメージにしています。

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前とは言い過ぎですが、どちらかというとこっち方向です。

しかし、これはある程度反発を期待できるラケットの時です。

では、あまり反発を期待できないラケットの場合どうか・・・。

こっち寄りにしています。

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だいぶ外側に向いている、手のひらに関しては後ろ方向ですね。

見てお分かりの通り、上はフェデラー、下はディミトロフです。

似ている、似ていると言われていますが、私の中では打ち方は全然似ていないと思います。

それぞれの選手のテイクバック時を見てみましょう。

錦織
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厚いグリップなのでラケット面は後ろ向きながら、手首とラケットの角度はフェデラーに近くないですか?

マレー
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実は私、手首の角度を気にするようになったのは数年前で、このマレーのテイクバックを見てからなんです。
結構、手首とラケットが真っすぐに近いですよね。

ジョコビッチ
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それに対してジョコビッチはこんな感じで、ディミトロフに近い気がします。

どれが正解はないんですが、私なりに思うのは

このジョコビッチやディミトロフのように後ろ向きにテイクバックを取るとスウィング後、ヘッドの返しが早くスムーズになります。
パワーも出し易いです。
しかし、ガシャリが出やすくなります。

逆にマレーやフェデラーのようにあまり後ろ向きでなく、前気味?横気味?でテイクバックを取るとガシャリは極端に減ります。
ただし、タイミングを合わせていかないとパワーが出ません。

まぁ、私なりの感覚からの感想でしかありませんが。

皆さんも、ご自分のテイクバック時の手首やラケットの向きなどをチェックしてみてください!

あくまで参考に私のフォアを載せておきましょう。

ゆっくり振り切る。


インパクト後もリラックスしてヘッドを、走らせる。



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source : テニス進化論