2016年3月5日土曜日

ポジション取りは危険察知能力と空間認識能力

グループレッスンをする際にはある程度流れがあります。

一般的には

球出し練習
ラリー練習
形式練習
サーブ練習
ゲーム

といった流れ。

この中での形式練習でダブルスの立ち位置についてです。
image.jpeg

最初に書いておくと、正解!というポジションはありません

どこに立っていようが違反はありません。

自由なんです。

しかし、この自由というのが厄介で何処でもいいんですが、自分で考えなくてはいけない部分です。

もちろん、私もこの形であればここに立ちましょう。

という説明もします。

さらに、なぜそこに立つのかも説明します。

この何故?ってところが大切で毎回毎回ボールの飛んでいくところは違います。

その都度、微妙にポジションは変わっていきます。

その微妙に変わっていくポジションをちゃんとした位置に立てるかどうかは題名にも書いたように

危険察知能力

空間認識能力

が関わってきます。

危険察知能力について

例として

相手が並行陣を取ってきたとします。

さらに、その相手がネットベタ詰めとしましょう。

何処を狙いますか?

一番はロブですよね?

つまり、後ろです。

この例の相手は後ろに対する意識が低いと言えるでしょう。

ロブを上げられて後ろを抜かれるという恐怖、危険察知能力が欠けています


では、空間認識能力について

例えばシングルスでご自分がアプローチをして前に詰めたとします。

ボールは左の角を狙ったとします。

何処に立てばいいでしょうか?

基本的には相手が打てるコースの真ん中に立つ。

これが一番いい立ち位置でしょう。

この場合で言えばストレートとショートクロスが相手の打てるコースです。

この線のイメージが出来なければ、コースの真ん中なんてわかりません

もちろん、ロブもあり得ます。

この打って来るだろうコースのイメージ、これが空間認識能力です。


最終的には、ここに打ったらここ!となるわけですが、場所で覚えるという感覚はなるべく避けたほうが良いと思います。

感覚じゃん!
と言われればその通りです。

しかし、この二つを意識してコートに立つと変わってくるかもしれないので試してみましょう。


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source : テニス進化論