最近、3本、4本とまとめて張替えに出してくださるお客様も増えてきました。
以前はそれほどありませんでした。
実は、ストリンギングのことは少々書きづらくなっています。
JRSAに入会して、先輩方の張りを見て、「はぁ～、まだまだだなぁ・・・」と思うことと、
多くの方に、「ブログを見てるよ！」と言われたからです。
いや、自分が上手だと思ったことは無いですよ。
それでも、普通のテニスショップとしては、普通には張れていると思っていました。
でも、多くの先輩方の張りと、仕上がったラケットを見てショックを受けたことは事実です。
見れば見るほど、差を実感しました。
国内そして世界のトッププロを支える技術とはこのようなものなのか？と驚きました。
それから、このような張りを店のお客様にもご提供できるようになりたいと思うようになりました。
多くのことを教えていただき、自分なりに努力はしてきたつもりです。
昔に、大先輩から、
お客さんは下手な張替えでも文句は言うてくれへんで。
2度と来ないだけやし、あそこはやめとき！と周りに言うだけよ。
と言われました。
その時も、「そうやな！」と思いましたが、本当の意味は理解できていませんでした。
今はその怖さはすごくわかります。
1本手を抜くと、そのことは何十倍、何百倍にもなって返ってきます。
そのことを、すぐに実感できないことに本当の怖さがあります。
それは飲食店でもなんでもそうですよね？
お客様の感想が現実です。
「食べログ」ならぬ「張りログ」なんてあったら、どうしましょう？
低い評価にならないよう、多くの方にご満足いただけるよう努力いたします。
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source : テニスショップ裏日記