2016年8月25日木曜日

サーブのテイクバックではグリップエンドに重心を。

これはすでにできている人が多いかもしれません。

特に最近の若者はこの感じでサーブを打てている人が多いです。

ポイントはこの部分です。
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テイクバック時に肘から引いてラケットの先端を頭の横にしておくことです。

では、なぜこれがいいのか?

題名にもしたようにラケットの重心をグリップエンド、つまり手元に「置いておく」感覚です。

これにより手首のブレがなくなり、セットからテイクバックの間に手首がグラグラしないようになります。

プレッシャーの掛からない状態では手首がグラつく打ち方をしていても全く問題なかったりしますが、何らかのプレッシャーがかかる場面では、この手首の開き具合、止め具合がわからなくなってしまいます。

その結果、ラケットがテイクバック時に安定感に欠けて、サーブが入らなくなっていきます。

ジョコビッチがいい例です。

今ではサーブの安定感がないイメージはありませんが、昔は20本のダブルフォルトをして負けたという試合もあり、その頃のテイクバックはこうです。


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手首が開きまくってます。

現在
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体で見えませんが、おそらく手首は開いていません。
ラケットが外側に開いていたのが無くなりました。


昔の教え方でサーブのテイクバックでは左右の腕を対象にバンザイするようなテイクバック、という教え方がありました。

この時に、ラケットのヘッドも外側に広げてしまうと重心がヘッドの方にいってしまいます。

手首がグラつきやすくなるということがあります。

バンザイ自体がダメなのではなく、ヘッドまで開いてしまうとあまりよろしくありません。

テイクバックを取って、ラケットを振りだすまでは手元に重心を感じながらスウィング出来ると安定感もあがります。

その辺をスローにしてインスタグラムにあげておきました。
手元に重心を置いてサーブ


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source : テニス進化論