こんにちは。ソフオン編集部です。
学生さんは夏休みが始まり
暑い中、練習を頑張っている事と思います。
そしてインターハイ。
今年も熱い戦いが繰り広げられましたね。
さて、今回は、
・インターハイ出場の常連校の監督でもあり
・ソフトテニス女子日本代表U-20の監督も努め
・選手時代には全日本選手権をはじめとする
最高峰の大会でタイトルを獲得した経歴を持つ
『小峯秋二』 先生の独特な指導論を収録した
DVDを計2回に渡ってご紹介したいと思います。
タイトルは
『小峯秋二のソフトテニス進化論』
~ネットプレーの常識を覆す!前衛指導の極意~
タイトルを聞いただけでも、前衛指導に
悩みを抱えている監督、指導者さんには
手を出したくなるようなインパクトがありますね!
正直、後衛はそれなりに育てられても
前衛の育成に困っている指導者の方は
多々いると思います。
前衛は強気の姿勢や思い切りの良さだけでは
ある程度のレベルまでしか通用しません。
理論的な部分を理解しておく事はとても大事。
ここに強気の姿勢など精神的な部分を
組み合わせてあげる事でさらに選手は伸びていきます。
この作品は3枚組みの作品になっていて
■前衛に必要な要素(導入編)
■前衛の身体の使い方(基本編)
■前衛の感性・技術を身につけるためのドリル
という形で分かれていますが、今回は1枚目の
『前衛に必要な要素(導入編)』に注目してみます。
この"導入編"は簡単に言うと
「小峯先生の頭の中(考え方)」を覗く事ができます。
小峯先生自身も選手時代はソフトテニス界の
最高峰で戦ってきました。
その時に自ら感じとったもの、
そして指導者として選手を育てていく中で
感じとったものを上手くリンクさせ、
さらに論理的に説明されている中でも
「あぁなるほど!」という気付きの多い内容に
仕上がっていると私は思いました。
もちろん、最先端の技術なども
率先して取り入れていく小峯先生ですから
今の時代にしっかりとハマッた内容だとも思います。
まずはホワイトボードを使っての説明。
これも作品を見ている私たちだけではなく、
選手にも質問と回答、それに対する説明をしていく
ちょっとした授業スタイルで進んでいくのが
とてもわかりやすく感じました。
もちろん説明の後には実技を交えて
さらにわかりやすい説明が収録されています。
一般的な指導方法での前衛指導に
行き詰まりや限界を感じてしまった方、
分析など理科・数学的に考えるのが好きな方には
この1枚目の内容はとても面白く感じるでしょう。
どうしても技術の面を先に見たい・知りたいと
思ってしまいがちですが、ソフトテニスのダブルスは
もの凄く奥の深い理論と情報・心理戦で行われます。
技術的な部分が足りない選手でも、
前衛の"コツ"を習得しておけば、相手(特に後衛)には
嫌なイメージを与える事ができるでしょう。
指導用の内容にはなっていますが、
選手として活躍されている一般プレーヤーの方にも
新しい前衛の考え方として見ていただきたい
そんな内容にもなっています。
コート内だけではなく、机の上でソフトテニスを
学習する事も大事だと改めて思い知らされました。
さて、次回は、Diskの2枚目、3枚目の
■前衛の身体の使い方(基本編)
■前衛の感性・技術を身につけるためのドリル
に注目していきます。お楽しみに。
Disc1のサンプル動画
source : ソフトテニス・オンラインBlog