今朝のニュースで、こちらを見ました。
政府は、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場について、
独立行政法人「日本スポーツ振興センター(JSC)」が大会後も所有しながら
一定期間の運営権を民間業者に売却する「コンセッション方式」を採用する方針を固めた。
まぁ、これしかないでしょうね。
五輪大好きおじさんの私ですが、最近の東京五輪の話題には、
やっぱり、理想と現実は違うねんな・・・
と思うことばかりです。
小池都知事の予算削減策も、もっともなことだと思いますし、組織委員会や競技団体からしたら、なんでやねん!と思うことも理解できます。
「アスリート ファースト」と言っても、都民、国民の理解を得られない五輪はおかしいですもんね。
IOC自体のやり方がおかしいことも明らかになりつつありますし、どこまでが適正な予算で、どこからが異常な予算なのかも、私たちには全くわかりません。
1965年の東京五輪後のような経済成長はどう考えても見込めないですし、少子高齢化社会で負の遺産を支えることが難しいことは私にだってわかります。
ただ、全てが適当に進められているわけではないと思います。
「アクション&レガシープラン」として多くの方々が真面目に取り組んでいらっしゃます。
東京五輪が意味のないものであるとは私は思いません。
https://tokyo2020.jp/jp/games/legacy/
東京2020大会は、単に2020年に東京で行われるスポーツの大会としてだけでなく、
2020年以降も含め、日本や世界全体に対し、スポーツ以外も含めた様々な分野で
ポジティブなレガシーを残す大会として成功させなければいけません。
競技団体としては一流の施設を作って、2020年後もレガシーとしてその競技の発展を願うことは当然のことだと思います。
テニスでも、今の有明の施設でマスターズ大会は開催するのが難しいと言われています。
それなら、この機会に!と思うのは自然なことではないでしょうか?
東京都も真剣に考えていると思います。
有明テニスの森公園は、立候補ファイルから大きく変更になっていますし、これからも変更の可能性はあります。
東京都が整備する競技会場等の施設配置の変更
https://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/review/index.html
個人的には不満な点も多くありますが、大会だけを考えて作るわけにもいきませんので、
コート数を減らさないこと、仮設コート・スタンドは良い修正だと思います。
(ただ、これだと大きな国際大会は難しいよなぁ・・・)
なんでも反対することは簡単です。
でも、よく考えられているなぁと思うこともたくさんあります。
これらの資料も、私たちもよく読むべきですよね。
2020年に向けた東京都の取組-大会後のレガシーを見据えてー
https://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/legacy/index.html
まず現状と取組みをよく知って、その上で多くの方が意見と知恵をだすことが大切だと思います。
新国立競技場のように、きっと良い方法を見つけることができると信じています。
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source : テニスショップ裏日記