2016年11月25日金曜日

次世代のラケットの流れは?

来年に向けて各ラケットメーカーがニューモデルを投入してきています。

ヘッドはジョコビッチを代表とするスピードシリーズとシャラポワが休養で微妙な雰囲気のインスティンクトシリーズ
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デザインとしてはポップなものからシンプルにきました。

インスティンクトシリーズは使っていませんが、反発がしっかりと出ています。

反面、手に残る振動が増えました。

個人的には前のモデルの打球感の方が馴染みます。

また、ヘッドに押され気味のウィルソンは12月にブレードのニューモデル、年末には錦織の誕生日に合わせてバーンのニューモデルを投入します。

ブレードCVシリーズ
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バーンCVシリーズ
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どちらも「CV」と名前についています。

カウンターヴェイルというらしいのですが、どうやら振動吸収が強いようです。

個人的には次世代のラケットはこの「振動吸収」なのではないかと思っています。

洋服などのデザイン、流行と言われるものと同じでラケットの流行も繰り返します。

ウィルソンのラケットで昔、トライアドというシリーズがありました。

これはフェイスとスロート部分を分けて間にゴムを付け振動吸収する、といったもの。

ヨネックスでもありましたね。

その時の流れと同様で今、この振動吸収が再ブームになるのでは?と思っています。

私が最近、購入したヨネックスのVコアSVシリーズもかなり振動吸収を抑えたラケットになっています。

ライジングのテニス、タイミングの早いテニスに対応したラケットが流行ったここ3年。

その反発を求めた結果、腕への振動が残るラケットが主流になりました。

少々違和感を感じている方もいるはずです。

次は反発がありつつ、振動が手に残らないラケット

これが流行ると見ています。

ウィルソンのCVはどうか分かりませんが、今のところその流れに乗っている気がするのが

ウィルソンのウルトラシリーズ

ウィルソンのプロスタッフRF97オートグラフ

ヨネックスのVコアSVシリーズ

このへんです。

ここにCVシリーズが加わってくるんでしょうかね。


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source : テニス進化論