最近、つくづく思うことは、テニスは簡単そうで難しい...。
ある程度打てるようになれば、相手とコート、ボールとラケットがあれば楽しむことはできます。
その辺は、意外に身近なスポーツ。
また、前述したある程度というのは、形が少々変でもボールを返すことができるレベルです。
しっかりと振らずに当てて返すだけであれば何となくできたりします。
この辺が簡単で手軽といった意味合いです。
難しいというのは皆さんご存知のように動いているボールを動いていって打つ、とか打ち方があぁだこうだ、といった終わりの無さが難しい点です。
私が最近つくづく...と書いたのは更に難しいと思う点があるからです。
当てて返すだけでなく、しっかりと振り切って打つようになってくると、少し効率の悪い打ち方や手先に頼った打ち方ができてしまいます。
更にラケットの性能も向上しているため、いいボールが返ってしまったりします。
そのいいボールに自分自身が「騙されて」しまうという点。
つまり、良くない打ち方をしていてもいいボールが返ってしまうので自分で気づけないということです。
例えば、手打ちになっていたらラケットから電流が流れるとかボールが赤く光るとかしてくれれば自分でも気が付きます(笑)
まぁ、そんなことはあり得ませんね。
その辺が難しいなぁと思う点です。
しかしながら、じゃあ、完璧な打ち方ってあるの?
これもありませんよね。
フェデラーのフォア
ナダルのフォア
錦織のフォア
どれをとっても正解でしょう。
相手のいるスポーツで道具を使うスポーツですから、良い意味で「誤魔化し」の連続だったりします。
書けば書くほど難しくなってきてしまいますね。
よく言われるのは自分で打っているフォームを動画で撮って見ると、ほぼほぼの人が落胆します。
自分はこんなフォームで打っているのかと...。
イメージと実際のフォームが一致するまで結構大変です。
もちろん、他の人やコーチなどに見てもらうのも1つの手段ですが、月に1度とかでも自分のフォームを撮影してみましょう。
当然、前の月と見比べてとか3ヶ月でこう変わった、などしてみると面白いかもしれません。
そんな方法でも上達につながるかもしれないので、上記の難しさを意識しながら練習してみましょう。
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source : テニス進化論