2017年9月25日月曜日

余裕を持つのとサボるのを混同しないように。

テニスに限らず、スポーツ、その他の事でもサボるのは良くありません

しかし、余裕を持ってやることは必要なことです。

このサジ加減は確かに難しいかもしれませんが、一生懸命やり過ぎて余裕がなく上手くいかない場合があります。

例えば先日に書いたボールに近づく時にサイドステップを入れてみよう、も同じ感じです。

ボールが飛んできてなるべく早くボールに近づきたい。なので猛ダッシュしてタイミングを合わせられずにぎこちなくなってしまいます。

届くかどうかやっとのボールであれば猛ダッシュは必要でしょう。

しかし、そうでもない場合はそこの一生懸命は必要ありません。

そんなアドバイスをするとこう返ってくる時があります。

「そうゆっくりやると自分はサボってしまって...」

ある意味、真面目すぎるのかもしれません。

また、サイドステップを一生懸命やることもないです。

あくまで「タイミングを計ること」が大切であって、サイドステップ自体が大事ではないのです。

理想は軽やかに、流れるようにやりたいものですが、そんな感じを「サボる」と体が感じてしまうようです。

変な例えかもしれませんが、算数です。

1を10回足しましょう。

という問題に対して

1+1=2
2+1=3
...

とはやらないですよね?

1×10=10

とやるはず。

その「×」というテクニックはサボりとは言わないと思います。

そのサボるという言葉に対して拒否反応してしまい、余裕をなくすことにより本来の目的を見失ったりしてしまうのはもったいないですよね。

また、こういった人にありがちなのが、強いボールが来ると強くしか打てない…という現象。

強いボールに対して強く打ってはいけないわけではありません。

場合によっては必要です。

しかし、場合によっては強いボールに対して自分から力を加えるのではなく、相手の力を利用して打ち返す、もしくはうまくタッチショットで返すということも必要です。

直接関係しているわけではないのかもしれませんが、相手の力を利用するというところにサボる的な感じが出てしまうのか、強いボールにガツン!と打ってしまう人が多い気がします。

このブログでも何度も書いていますが、テニスは相手のいるスポーツです。

自分の力だけでなく、相手の力を利用することも大事なことです。

サボっているのではなく、効率よくテニスをしている!と考え方を変えるのもいいかもしれません。

自分だけ一生懸命にやっているつもりでも、余裕をなくして相手に有利に働いてしまっていたら意味がありません。

そんなことも考えながら練習してみましょう。


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source : テニス進化論