2017年10月21日土曜日

スプリットステップをちゃんとしましょう。

スプリットステップはご存知と思います。

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相手が打つ瞬間に軽く足を開いて、どちらでも動ける状態にする動作です。

しかし、これがタイミングが合っていなかったり、そもそも踏んでいなかったりする場合があります。

気をつけて欲しいことは

速く動き出せる状態にする

ことであって

スプリットステップをして満足

しないことです。

ここを勘違いしないようにしましょう。

では、本題。

先ほども書いたように「相手が打つ瞬間に合わせてステップを踏む」わけなんですが、細かく正確に見ていくと実は非常に難しかったりします。

例えば、相手がストロークを打とうとしている場合、ボールがバウンドしてから相手がインパクトしたのを見てからステップしたら如何でしょう?

ハッキリ言って、それでは遅いですよね。

基本的にはインパクトした時には、スプリットステップを終わらせなくてはいけません

ということは、ボールがバウンドして、空中にある段階でタイミングを見計らってステップを開始しなくてはいけません。

さらに難しいことを言ってしまうと、相手がライジングで打ってきたり高い打点で、つまり、通常よりも早いタイミングで打ってきた場合、その「開始」を合わせなくてはいけません。

そうなってくると、ボールを見ながら相手の入り方を見たり、打つタイミングを予測しなくてはいけません。

スプリットステップをしていない場合は論外として、この辺が結構曖昧だったりします。

こうなってくると、ただ相手を見ているだけではダメで、ボール・相手の動き・入りのタイミング・打つタイミングへの観察、予測・・・たくさんの情報を仕入れなくてはいけません

最終的に大事になってくるのが「目」になってくるでしょう。

慌てずに、タイミングを合わせられるように意識してみましょう。

また、前述したように、ステップは速く動きだすための動作ですから、ステップして終わってしまっていてはダメですから、そこから素早く動きだせるように、ドスンといかずに軽くタイミングを合わせるように踏みましょう。


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source : テニス進化論