2018年4月6日金曜日

コーチも積極的に海外へ+アメフトコーチ河田剛のESPN記事

18EasterBowl01.jpg
イースターボウル(Photo by Ken Shoji)


このブログの最終/最大の目的は、日本の皆さんにアメリカや海外に飛び出してもらう、です。ボクらのテニスライフや、ロサンゼルスに住んでいて気になる情報をお伝えすることで、少しでも皆さんがアメリカや海外に出やすくなれば、と思っています。

錦織圭を始めとして日本人プロ選手の活躍もあり、ジュニアは徐々に海外に出てみる選手が増えてきていると感じますが、まだまだ不足していると感じるのがコーチの海外経験。ジュニアを海外に引率するのはいつも同じ、限られたコーチ達で、もっと多くのコーチが海外にでて見聞きしたり体験するべきだと感じます。ジュニア選手を育成するようなコーチはせめて数年に一度、短期でいいので世界の現場を観に出かけてほしいと思っています。

上下の写真はジュニアの全国大会、イースターボール会場から。久しぶりにケンから写真をもらいました。記事とは直接関係ないです。


そんな中、先日、ESPN(アメリカトップスポーツチャンネル)のサイトで面白い記事を読みました。テニスとは全く違ってアメフトですけど。
A college football coaching odyssey from Japan to Stanford

かなり長い記事ですが、英語を読める方は頑張って読んでみてください。苦手な方はグーグルトランスレートで!(久しぶりに最初だけちょっと読みましたが、自動翻訳はまだまだですね。。AIは自動で勉強してくれるんじゃなかったっけ??)

競技の名前の通り、アメリカが中心になっているアメリカンフットボールは確実に体格がモノをいうスポーツ。日本人を始めとしてアジア人にはかなり敷居が高いのが現実です。そこにコーチとして飛び込んでいったのが河田剛(かわだつよし)という元日本の大学&実業団アメフト選手。

社会に出て培った飛び込み営業戦略で、2007年にアメフト名門大学のスタンフォードに雑用タダ働きとして飛び込んでいき、現在コーチの一人として同大学で活躍しています。

英語もあまり話せなかった彼がどうやって名門チームに飛び込んでいき、雑用係から現在のコーチの地位を得たかかなり細かくESPNの記事には書かれています。

大学スポーツのコーチなんて日本で聞くと、チームのOB/OGが仕事をする片手間でやる、というイメージかもしれませんが、アメリカの大学スポーツがビジネス的に巨大なため、コーチでもかなり高ステータスな職業です。それが具体的にわかるのが、スタンフォード大学のアメフトチームヘッドコーチの年収が約4億7200万円という数字です。それでも大学アメリカンフットボールのヘッドコーチの中では19位の年収なんだそうです。

その辺りの話はこちらから。
なぜ大学のアメフト部が60億も“稼げる”のか? 河田剛氏に聞く米国カレッジスポーツ驚異の構造 vol.1

彼のように超強豪スポーツチームにスタッフとして入ろうと思ったら簡単ではありませんが、こんな風にして認めてもらうようになる手もある、と言う例でした。


それに比べると日本のテニスコーチが世界の有名アカデミーに修行に行ったり、観て勉強させてもらうのは簡単だと思います。現に、今、我らケンの元にも修行中の若者がいます。ぜひ指導者のみなさんもジュニアに負けずアメリカや世界の現場を観てください!そんな話をするだけでもジュニアの気持ちはときめきますよ!多分(笑)(N)


18EasterBowl02.jpg

応援クリックお願いします!
クリック先はテニスやロサンゼルスの情報満載です!
にほんブログ村 海外生活ブログ ロサンゼルス情報へにほんブログ村 テニスブログ テニス情報へ


source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア