
先日金曜日の午後、NCAA男子テニスの強豪校 USC 対 UCLA がロサンゼルスのダウンタウンにある USC で行われました。
UCLAは試合時には全米ランキング2位。対するUSCも13位、強豪同士そして、ロサンゼルス地元同士の大ライバル対戦です。それがアメフトともなると暴動が起きてしまうほどの騒ぎです。現在 USC のランキングはそこまでトップではありませんが、数年前には4年連続NCAAチャンピオンに居続けた大学でもあります。
もちろん両大学とも、プロを昔の選手から現役の選手まで多数排出していて、UCLAのプロには、あのジミー・コナーズがいます。そしてリストを観ていて初めて知ったんですが、全米オープンが開かれるナショナルテニスセンターのスタジアム名にもなっているアーサー・アッシュもメンバーでした。また、日本の九鬼潤さんも居たんですね。現役では、先日錦織圭の復帰第2戦の決勝で戦った相手、マッケンジー・マクドナルドがUCLAでプレーしました。またアメリカでテニスチャンネルを観ている人には馴染み深い、解説者の一人、ジャスティン・ギンメルストブも元メンバーです。
またUSCのプロには、あのアディダスの靴の名前にもなっているスタン・スミスが居ます。現役では現アメリカナショナルチームのスティーブ・ジョンソンが少し前までここでプレーしていました。
どちらの大学も、ボクらが名前をよく知らなくても、ATPランキングが100位以内まで登ったような選手は本当にゴロゴロいる、そんなレベルの大学チーム同士です。


現チームのメンバーは正直、ボクもほとんどバックグラウンドがわかりません。知らずのうちに将来を待望されているようなスター選手を観て居たかもしれないです。逆に、チームレベルからすると全員プロにチャレンジしても良いテニスレベルの選手だらけです。その中で知っていたのは2選手のみ。UCLAロースターにはコナー・ハンス。そしてUSCロースターのブランドン・ホルト。
結局2人とも、柴原えなちゃん繋がりです(笑)。2人とも地元出身の選手です。コナー・ハンスのお姉ちゃんケナディー・ハンスは元えなちゃんの高校チームメイトで現ワシントン大学の選手です。また、両親もテニスコーチ、もう一人兄(だったっけ?)もテニス選手で、LAではよく知られるテニス一家です。我らが舌コーチも彼らと拠点を共にしています。コナー自身も中学生ぐらいの頃から地元で試合しているのを観てきました。
そして、ブランドン・ホルトはこのブログに何度も出てきましたが、トレーシー・オースティンの息子です。一番最近出てきたのはこちらですね。こちら4年近く前の記事にはブランドンと、コナーの姉、ケナディーが出てきます(+クレアは現在WTA約200位で上昇中)。
観客席の写真に映る青はUCLAブルーインズで、赤がUSCトロージャンズです。たまたま右にブルーインズが多く左にトロージャンズが多く写ってますが、たまたまで席がきまっているわけではありません。一部優先席はありましたが、完全に無視されてました(笑)。
試合は結局最終シングルスまでもつれ込み、UCLAが勝って終わりました。ボクはチームの勝敗は気にしてなかったんですが、最終までもつれ込むことで緊迫した試合を楽しめたのでよかったです。
そんな試合を観ていて思ったのは、全体のテニスの変化。数年前まではまだまだ後ろから道具を最大限に利用して叩きまくったストローク戦が主流だった気がしますが、今回の試合ではほぼ全試合が「いかに前に出て行って決めるか」というスタイルでした。
プロでさえも、フェデラーの影響か本当にここ最近になってそうなってきたばかりだと思いますが、大学でももうすでにそのスタイルでした。もちろんその間には錦織のように、どうコートの中に入って早いタイミングでストロークを打つか、というスタイルもありましたし、もちろん今でも状況によって色んな攻めが混在していますが、とにかく前に出て行くという気持ちがあふれていました。
それもあってか、思いっきり叩くストロークはかなり控えめになり、常に7-80%ぐらいで打って、プレースメントや球の強弱、回転、高低などを巧みに利用しながらチャンスを伺うというイメージがすごく伝わってきました。どの選手もすごく落ち着いてプレーしている感じでした。頭の中では色んなことを考えているんでしょうね。そして、そんな控えめなストロークでも、ものすごいんですけどね(笑)。普通に腰から肩ぐらいの球を打ち続けている選手たちはみんな軽く身長6フィート(183cm)越えですから。#1シングルス(トップ写真)を戦っていたブランドンの相手マーティン(青)は6フィート5インチ(196cm)でした(笑)。
そういえば先日ジョン・イズナーがマイアミを優勝しましたね。彼も最近、サーブのパワーだけでなく、幅の広いプレーになってきて優勝に繋がった気がします。パワーだけでない時代になってきた表れでしょうか。
あっちこっちでポイントの動画を少しづつ撮ったので、近々頑張ってほぼ初の編集でお見せできればと思います。残りの写真はもう少し会場の風景を。(N)

USCのホームスケジュールのポスター。書いてある通りただです。しっかりファンに伝えます。

観客席で売っている飲み物や軽食。メニューに注目。一番上のキャンディーは、飴ではなく、スニッカーズのようなキャンディーバーですね。そして、ちゃんと(笑)ビールも売ってます。日本の大学対抗戦でビール売ってますかね?(笑)ボクはこの後自分のテニスだったので飲むのは我慢しました。

奥の青がコナーハンス。手前の白い服で観戦している女の子は姉のケナディー&瑛菜との高校チームメイトのライアン・ペウス。普通の女の子に見えますがテニスものすごく強いです。4年前の記事に出てきました。
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア