2018年5月18日金曜日

このスピード、瞬き厳禁!

例のブラックコスメラケットを張り上げました。
LYNX1.25 カラーはグリーン。
ストリングパターンも、現行モデルはシェア・ホール(縦横共通)がありましたが、新モデルはノーマルになっていました。
個人的には、こちら(ノーマルパターン)が好きです。
まぁ、シェア・ホールが好きな人の方が少ないとは思いますが。

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すでに評判も聞きますが、現行モデルより打感もマイルドになり高評価のようです。

「そりゃ、新作はそう言わなアカンやろ?」 「そんなに変わらないのと違うの?」

と思われるかもしれませんが、今年の新作ラケットは全て評判が良いですし、私も良い方向修正、モデルチェンジだと思います。
近年、スピードテニスということで、ラケットには、ボールをより速く、より飛ばすことが求められてきました。
それは成功してきたと思いますが、高反発で硬めのテイストが強くなりすぎ?との声も出るようになりました。
(硬い、柔らかい、というのは日本語の表現の難しさの問題もありますが。)
ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、野球でいう金属バットの方向へ進みすぎたのかもしれません。
もちろん必要なことではあるのですが、ボールをひっぱたくだけがテニスではありません。
自在にボールをコントロールするには、しなりやホールド感、気持ち良い打感、操作感も必要になります。
各社とも、スピード、パワーは追求しつつ、人が感じる心地よいフィーリング、バランスを重視してきているのだと思います。
モノが簡単に売れる時代でなくなり、ラケットも買い替えるには明確な「理由」が必要になります。
各社とも必死で考え、今のところ、成功しているように私は感じています。
ぜひ、お客様の厳しい目で新製品をテストしてみてください。

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source : テニスショップ裏日記