2019年11月17日日曜日

地球環境を考えるボール

ウイルソンから、「地球環境を考えるボール」TRINITIが発売され、当店にも入荷しました。

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ある調査によると、世界で1年間に1億2500万缶のペット缶が、そして4億個ものテニスボールが廃棄されているというデータが出ています。
その数字を少しでも減らす事が出来るように、未来に向けて出来る事から始めたいという想いで開発をしたボールがTRINITIです。
このボールの販売によって得た利益の5%は環境保護のための活動に寄付をします。


https://www.wilson.co.jp/news/triniti-debut.html

やっぱり、ウイルソンはすごいなぁ!と思います。
どこのメーカーもリスクを恐れて、なかなかできないことをやってきますよね。
テニス用品なんて、プラスティックだらけですもん。
ただ、ボールは非常に微妙な製品で、プレーヤーに受け入れられるかは、性能次第にもなります。
話を聞いた時には、プレッシャーボールとノンプレッシャーボールの間のようなボールかな?と感じました。
(使ってみるのは、これからです。)
重量はそのままで、コアの厚みを40%厚くしているので、耐久性も上がることは想像できます。
ただ、耐久性が上がると打感は硬くなることが普通です。
このあたりもどうなのか?メリットだけで、デメリットはないのか?
これは使用してみないとわかりませんし、プレーヤーによって感じ方も変わると思います。
広告塔として、トップ選手のコメントも掲載されていますが、じゃあ、プロトーナメントでも選手から支持されるのか?も注目しています。
また、同じ構造で、低価格、高耐久のプラクティスボールを作ることができれば、消費の多いスクールでも使用でき、環境問題も一歩前進すると思います。

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ケースは牛乳パックと同じような感じです。

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パッケージごとの重量を測ってみました。

WILSON TRINITI(紙パック) 279.3g
WILSON RF(スチール缶)  358.2g 
DUNLOP FORT(ペット缶) 289.0g
DUNLOP AO(ペット缶)   288.8g

地球環境を考えることは必要になってきますが、砂入り人工芝コートが主流の日本ではどうなりますでしょうか?
これから、テニスボールがどうなっていくのか?
日本メーカーのボールはどうしていくのか?
まずは、ウイルソンの取組みとプレーヤーのみなさんの反応がどうか?になると思います。

明日から名古屋へ行ってきます。(JRSAコンベンション参加のため)

11月18日(月) 11:00~15:00 (短縮営業になります。)
11月19日(火) 定休日
11月20日(水) 11:00~15:00 (短縮営業になります。)
11月21日(木)より平常営業となります。


ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

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source : テニスショップ裏日記