昨年の展示会でサンプルを見せていただき、発売を楽しみにしていたリプレイスメントグリップ（下巻き）が入荷しました。
すでに発売されている、ファントム100や、X97TOUR、
そしてこれから発売になる、ファントムグラファイトのグリップにも使用されています。
リプレイスメントグリップは、あまり話題にならないのですが、非常に重要なアイテムです。
厚み、柔らかさ、角の出方など、ラケットの操作性にも影響しますし、へたりもありますので、ストリング同様、交換も必要になります。
●プリンス レジテックスツアー
天然皮革にポリウレタンコーティングを施した、ハイブリッドグリップです。
角が出てダイレクトな打球感を感じることができるレザーと、滑りにくく握りやすいPUのいいとこどりです。
定価1,500円というのは安いと私は思いました。
10年ほど前には、ウィルソンの「PRO HYBRID」という同様のグリップもあったのですが、いつのまにか無くなっていました。
最近のラケットの振動吸収性は高くなっていますので、よりシャープな打球感を求める方が増え、レザーの需要も高くなっているように感じています。
レザーグリップは重量も重くなり、トップライトにもなりますが、こちらのグリップはシンセティックとさほど変わらないように思います。
（すみません、まだ正確には量っていませんが。）
よくご質問をいただきますので書きますが、
リプレイスメントグリップの交換工賃は、当店ではシンセティックは300円、レザーは500円頂戴しています。
ご自分でされる方もいらっしゃいますが、仕上がりが違います。
せっかく交換されましたのに、「あれれ？」と思うグリップをよく拝見します。
交換は専門店でされる方がよろしいかと思います。
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source : テニスショップ裏日記