2020年6月14日日曜日

勝負根性

JUGEMテーマ:スポーツ


大学の体育会テニス部で、勝負根性というものを、学びました。

先輩から、よく「おまえは、根性無しや!」って

しょっちゅう、言われ続けてましたから、勝負強いとは思ってませんが……。(泣き)

最初に驚いたのは、

「なあ、ほんとうに勝てる?!ベストを尽くしました!じゃあダメなんだぜ!!

勝たなければダメ!絶対に……!!」


という先輩たちのひとことです!

「ベストを尽くすのはあたりまえじゃん!勝つんじゃ!負けたらすべてが否定されるんだよ!」

一生懸命やればいい。結果はあとからついてくる……。

くらいにしか思っていなかった自分にとっては、価値観がひっくりかえりました!

ベストを尽くしても、負けたらダメなんです!

負けてもいいなんて思ったら、おしまいです!

よく大学時代は、

「あんな奴なんかに負けたら悔しい〜っ!」

という要素を探したものです!

「あんな変な顔をした奴に……。」

「相手は、東大で頭よくって、頭で負けて、テニスでも負けてどうすんの?」

「相手は、彼女連れてきてるぞー!あんなちゃらちゃらしてるやつに負けて、くやしくないの?」

……てな具合に、ベンチコーチは、選手にコンプレックス喝!をいれていきます!

松岡修造さんも言っています!

「そのとき、弱い自分が顔を出し、決まってこう言う……。

 「一生懸命やるだけだ!じぶんのベストを尽くせば、それでいい!」と。
 
 これでは絶対に勝てない!なぜなら、それは、自分への慰めにすぎないからだ!

 選手にとっては、自分の力を出し切って、ベストを尽くすのは当然のこと。

 でも、勝つためには特別な力、エクストラパワーが必要なのです!」


もしかしたら、このエクストラパワーを求めに、相手のアラさがしを、していたのかもしれませんね……。

いいですよ!「あんな奴」作戦は……!

でも、相手がホントにいい奴だと困ってしまいます!知り合いとの試合とか……。

だから、試合前に、相手と親しげに話すると、闘志がなくなってしまって、ダメですね!

「ベストを尽くすだけです!」は言い訳に過ぎない!

勝ちたければ、“勝つ”ことが目的であって、

“ベストを尽くす”ことがその手段であるということ。

“ベストを尽くす”ことが目的になってしまったら、

非常に勝ちにくいのかもしれません。



「女子連テニス上達のカギ」アーカイブ
2010年9月19日

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source : 女子連テニス上達のカギ