3回戦はベッカーとの対戦でしたが、ベッカーが右肩の筋肉の損傷ということで棄権。体力を温存しての4回戦進出となりました。
日曜日に1回戦、水曜日に2回戦と1週間で2試合のみ、しかも両方ストレート勝ちということで通常のツアーと比べても楽なスケジュール。体力的には申し分ない状態で2周目を迎えます。
メンタル的にも一息つくことができ、消耗を抑えることが出来た点は好材料ですが、反面気を抜かないようにもしなければならず意外とコントロールは難しいかと思います。
結局、気の持ち方に何が正解かというものはあまりなく、やるべきことをやるだけ、そう思えたらいつも通りのプレーができ、シンプルに体力的なアドバンテージのみが活きることになると思います。
毎試合のことですがスタートを間違えないことですね。「あれ?なんかおかしい」となってずるずると行ってしまうと、タイプ的にも対戦相手のガバシュビリは調子に乗ってきます。絶好調である必要はありませんが、最初を無難にクリアすることが重要でしょう。
しかしこのガバシュビリ、戦績は錦織に遠く及びませんし、対戦成績も錦織の3勝1敗。1敗も試合開始直後の錦織のリタイアということで錦織優勢の下馬評は誰もが認めるところでありながら、今大会の勝ちあがり方を見るに要注意選手であると言えると思います。
1回戦は11シードのロペス、2回戦はモナコ、3回戦はアグーに勝ったロソルに、すべてストレートで勝ち上がってきています。またかなり攻撃的に打ってくる選手という印象がありますので、調子に乗せないことが重要です。
錦織について、世界74位ガバシュビリ「長くは続かない」<男子テニス> (tennis365.net) – Yahoo!ニュース
この記事によりますと、ガバシュビリが「錦織の最高のプレーは長くは続かない」と強気の発言。ガバシュビリも厳しい勝負の世界に身を置く人ですので、このくらいの発言は自分を鼓舞する意味でもしてもいいんじゃないでしょうか。錦織の闘志に火をつけちゃいそうですけどw(その前に耳に入らなそうだけどw) 長い試合に自信を持っているようですが、それは錦織も同じ。逆に言えば錦織のペースになればあっさり負けてしまう危険性もあるので、長く粘り強くプレーして勝負したいという気持ちの表れでしょう。やる気満々ですね。その心意気や良し、受けて立ちましょう!(錦織、頼んだ)
この記事によりますと、やはり本人も気を抜かないように気をつけたいとのこと。また体力的なアドバンテージは感じているようで、この大会に向けて追い込んできたがその疲れは取れているとのこと。まさに追い風が吹いていますが、こういうときこそ一戦ずつ大切に行きたいですね。
外出しますので試合情報と応援フードは夜に掲載します。
source : 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ