2016年1月12日火曜日

ピュアアエロ・ピュアドライブ・グラフィンXTスピードプロ インプレ

写真をすっかり撮り忘れましたが、年末に暫く気になっていたラケットをデモ(モニター)しました。もちろんテニスウェアハウスの楽チン宅配デモプログラムを使いました。

モニターしたのは下記4本。
バボラ ピュアアエロ
バボラ ピュアアエロツアー
バボラ ピュアドライブ
ヘッド グラフィンXTスピードプロ

ちなみにボクが現在使っているのはバボラのアエロプロドライブ2013。途中1年ぐらい浮気しましたが、ここ10年以上アエロプロドライブファミリーを使ってます。

ところで、余談ですが、この「アエロ」って読み方、大嫌いです。バボラジャパンのページにそう書いてあるので文字にする時にはしょうがなく使ってますが、やっぱり日本人は「エアロ」でしょー。車の空気抵抗パーツは「エアロパーツ」だし、浅田真央のママプードルも「エアロ」ですし、日本では元来 aero をエアロと読んできたんですよ。それを急に変えられてもねぇ。。口でいう時にはエアロを曲げません!

話を戻しますが、今回の記事はインプレッションと言っているものの、ボクはラケットのスペックにはうといです。言葉は理解するし、なんとなく理屈はわかりますけど、結局は打ってみて好きだと思ったら良いし、イマイチなら悪いし、というレベルで判断します。

そんなことで最初はピュアドライブ。これは発売されてから暫く経つし、以前一度使ったことがあったんですが、他に試したいものがなく、トーヤが試したいというので借りました。分かってましたがボクは嫌いでした。が、トーヤは結局お買い上げになりました(笑)。

そして今回の試打で本命のピュアアエロ!スイートスポットががっつり上(先)に移動して自分にあうんじゃないかと結構期待してたんですが、なんだかイマイチでした。悪いとまではいかないんですけど、特に今のラケットより良いとも思えない。そうなると乗り換える理由はないですからねぇ。スイートスポットの位置が変わるってかなり大きな変化だと思うんですけど「あれ?こんなもん??」程度しか違いが判りませんでした。ある意味替えずに済みそうでホッとしました(笑)。

それに比べるとピュアアエロツアーは良かったです。簡単に書けばピュアアエロの重い版です。その重さ通り安定感が感じられました。ただ、重いので長時間どころか、長期間使ってみないとわからないですよね。力が有り余る短い時間の使用は、良いとこ取りですからね。逆に数時間使ったところで、今の体は軽いラケットに慣れてるわけですから、そりゃー腕とか肩に負担がくるのはわかってますし。次のラケットが必要になったら、1本ぐらい買って暫く試してみるかもしれません。

で、最後がヘッドのグラフィンXTスピードプロです。ジョコビッチのラケットですね。一度も使ったことがなかったので、ネタのために試してみよう位の気持ちでした。ところが、これ、すごく打ちやすかったです。驚きました。ジョコが使ってるし、ストリングの本数が多いので、カッチカチで使う人を選ぶようなラケットかと思ってました。ウィルソンプロスタッフのように。でも、全然そんなイメージなかったです。良かったなー。次ラケット選びする時には確実に候補の1つに入れます。

そんな話しをジョージMにしたら、このラケット人気らしいですねー。周りで全然見かけない気がするんですが、デザインが目立たないので気づいてないだけかもしれません。


でも結局このラケットも打ちやすく感じるものの、物理的にストリングが密=硬いわけですから、暫く使ってみないとわからないですよね。もしかしたら徐々に肘に負担がくるかもしれないし。

試打の感想を書いているのに、逆の話しになりますが、ラケットの性能はラケット自体が50%、ストリングが50%ともいわれますからね。ラケットに合っているか判らないストリングで少しデモしただけではなかなか微妙な違いはわからないですよね。

そのうえ、自分でこの時期にモニターしておいてなんですが、LAでも今の時期夜になれば気温は一桁。夏の太陽&コートの照り返しの中で使うことを考えたら30度近く気温が違うわけです。そうなればストリングも、ラケットのメイン素材のカーボンファイバーだって、大分柔らかさが変わってきます。もう少し暖かい、1年の平均に近い状態で試打すべきだったかもなー、なんて思いました。今の時期の夜の気温はLAでは確実に特別な環境ですから。素材って気温で驚くほど硬さが変わりますからね。

それにしてもグラフィンXTスピードプロは良かったなぁー。(N)


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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア