Not only do they call all shots related to their assigned line, they also work together with the Chair Umpire so that the match is played in a professional and fair manner.
"ラインアンパイアは割り当てられたラインに対するジャッジをするだけでなく、試合が紳士的なプレーで行われるよう、チェアアンパイアと協力することも求められる"
英文はITFの公式サイトからの引用で、その下の一文は意訳です。
チェアアンパイアやラインアンパイアについて解説していくのが今回のテーマですが、その他にも様々な補足をしていきます。
特にチェアアンパイア、ラインアンパイア、そして選手の間のコミュニケーションというのは試合を円滑に進める上で非常に重要なものです。
という訳で、チャレンジシステムの仕組みについて実際に解説するのは次回になりますが、しばしお付き合いください。
チェアアンパイアとラインアンパイア
まずはチェアアンパイアとラインアンパイアの役割について。チェアアンパイア(主審)は椅子に座ってスコアを読み上げているだけでなく、ルールに従ってフェアな試合が行われるようにしている、というようなことがリンク先の冒頭で述べられています。
イン、アウトの判定やフットフォルト、レットの判定、さらにはオーバーネット、タッチネットなどもチェックしているほか、コート上での違反行為(暴言や破壊行為など)に対する警告も行います。
そしてラインアンパイア。
自分が担当するラインをじっと見つめ、飛んできたボールがインかアウトか判定します。
試合を観ていると、「Out」のコールと共に腕を横に出したりしていますよね。
詳しいことが書かれたサイトも見つけたのですが、それは別の記事に回したいと思います。
チェアアンパイアのオーバールール
基本的に、イン、アウトの判定はラインアンパイアが行います。しかし、チェアアンパイアは常に全てのラインをチェックしていて、ラインアンパイアの判定を覆すことがあります。
これが主審のオーバールールと呼ばれるものです。
ラインアンパイアのインの判定を覆す場合は「Out」とコールし、アウトの判定を覆す場合は「Correction」 とコールします。
ラインアンパイアのインの判定を覆す場合は「Out」とコールし、アウトの判定を覆す場合は「Correction」 とコールします。
動画で実際に確認してみましょう。
今年の全豪オープン錦織対ツォンガ戦のものです。
ツォンガが打ったセカンドサーブに対し,ラインアンパイアが「Fault」とコールします。
それをチェアアンパイアが「Correction」とコールして覆します。
これがチェアアンパイアによるオーバールールです。
動画はその後、錦織のチャレンジへと続いていきますが、今はオーバールールがどのようなものか確認できれば充分です。
その後のポイントがどうなるかなどは次回以降、じっくり解説していきます。
チェアアンパイアは常に選手やラインアンパイアに対してコミュニケーションを図っている
冒頭の文に戻りますが、「チェアアンパイアとラインアンパイアの協力が重要だ」とあるように、この両者の信頼関係は非常に重要です。例えば、先ほどの動画の状況を整理してみます。
・ラインアンパイアがフォルトのコールをする
・チェアアンパイアのオーバールールによって判定が覆され、インになる
・錦織がチャレンジシステムを使用し、正確にはフォルトだったことが判明する
この場合、ラインアンパイアの下した判定が正しかったのにチェアアンパイアがそれに異議を唱えてしまったわけです。
こうなるとムッとするラインアンパイアもいます。
「自分の判定の方が正しかったじゃないか」と。
そのままではその後の判定に支障が出るかもしれません。
他のラインアンパイアもチェアアンパイアを信頼しなくなるかもしれません。
選手も不信感を募らせるかもしれません。
選手も不信感を募らせるかもしれません。
そうした事態を防ぎ、試合を円滑に進行するために、チェアアンパイアはたいていの場合アイコンタクトやウインクなどを使って詫びを入れます。
「すまない。自分も次はしっかり見ているから引き続き頼むよ」と。
その他のポイントでも、選手のちょっとした不満をコントロールするために同様の手段を取ります。
こちらの動画では試合中のチェアアンパイアの様々な表情が映し出されています。
その他のポイントでも、選手のちょっとした不満をコントロールするために同様の手段を取ります。
こちらの動画では試合中のチェアアンパイアの様々な表情が映し出されています。
時々見せるウインクや口の動きでラインアンパイアや選手たちと常にコミュニケーションを図っているのです。
チャレンジシステムとは少し論点がずれてしまいましたがいかがでしたでしょうか。
次回はいよいよチャレンジシステムの仕組みの本格的な説明に移りたいと思います。
source : テニスブログ Hawk-Eye