決して、ウィンブルドンで優勝を語れる選手ではありませんが、夢のある選手。
それが
マーカス・ウィリス
でしょう。
世界ランキングは772位と、ハッキリ言って無名と言って良いでしょう。
顔もかなりのイケメン、というわけでもなく、体型だってしっかりとトレーニングを積んで絞っているとは思えません。
どうやら、選手としての夢を諦めてコーチとして渡米する予定だったのを恋人に止められ、変更して試合に出ている選手のようです。
イギリス人としてウィンブルドンの「予選」にワイルドカードで出場し、予選を勝ち上がりました。
これでも奇跡的でしょうが、本戦でも1回戦を勝ち上がるという奇跡。
そして、2回戦はフェデラーと当たるというシンデレラストーリーです。
さらに、フェデラーが記者会見で
予選の段階で彼の名前は知っていたよ...
なんて自分でなくても涙が出そうな話です。
かなりの確率でフェデラーが勝つでしょうが、1セットを取ることは不可能ではありません。
今回の件はレアですが、こういったエンターテイメント性やドラマ性がもっとテニスには必要です。
結局は観る人、観戦する人、会場まで足を運ぶ人、こういったファンがお金を払い市場が成り立ちます。
もちろん、今現在の最高のテニス、最高のプレーをして真剣に勝負することがメインでいいのですが、何かないでしょうか。
さて、今回のウィンブルドンも今のところ雨に泣かされています。
錦織の怪我の状態は芳しくなさそうなので、ズレてくれるのはありがたいのですが、センターコートが屋根閉まりっぱなしで綺麗な芝のコートが栄えませんね・・・。
大会運営側も悩みどころでしょう。
トミックもベルダスコ相手にフルセットの5-3でストップしております・・・。
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source : テニス進化論