昨日のテレビ番組(芸人さんが10年ぶりの地上波復帰)についての賛否が話題になっていました。
私は、特別ファンでもありません。
あたりまえのことですが、犯罪や人の心を傷つける行為は絶対に良くないと思っています。
でも、ベッキーさんのときもそうですけど、最近はなにかにつけ過剰な反応が多くなっているようにも感じています。
(ネット上だけなのかもしれませんが。)
時々言われますように、いつから日本はこんなに不寛容な社会になってきたのかな?と私も思います。
他人の過ち、欠点を許さないのが必ずしも正義ではないですよね?
もちろん事例にもよるでしょうけど、失敗をしない人なんていませんよね?
なんでもかんでも寛容になれと言っているわけではありません。
過ちや失敗を悔いて、もう一度真剣に努力しようとする人たちには寛容な社会であってほしいと思います。
芸能人の方々のスキャンダルとは別の話になりますが、
スポーツは努力すること、挑戦することの素晴らしさを教えてくれます。
先日の広島カープの黒田投手が日米通算200勝を達成したときのセレモニーにスタッフ全員が着用したTシャツは感動しました。
(新井選手の2,000本安打達成のときもですが。)
偉大な黒田投手ですが、1年目の2軍戦で、1イニング10失点ということもあったそうです。
Tシャツの表には黒田投手の座右の銘である西郷隆盛が詠んだ漢詩の一節「耐雪梅花麗」が入っています。
(梅の花は寒い冬を耐え忍ぶことで、春に一番麗しく咲くという意味ですって。)
辛い、苦しい思いをして、それでも努力して、続けたものだけが偉大な記録をすることができます。
記録を達成できなくても、努力は無駄にはならないと私は思っています。
様々なゴタゴタで、批判が多くなっている五輪ですが、スポーツの力、人間の力を信じています。
私が大好きな北京五輪開催時のミズノさんの広告です。
ミズノは信じている。
スポーツが、人間をとてつもなく成長させることを。
汗まみれ泥まみれになって努力し続けたその先には、
昨日まで、できなかったことが
できるようになる喜びがあることを。
その達成感を、挑戦する心を
私たちは、忘れないでいようと思う。
ミズノは、信じている。
スポーツが、人間どうしの関係を正しくしていくことを。
ルールを守る大切さ、
フェアプレー精神のすばらしさを学ぶことで
ひとはお互いに、いたわりの気持ちを持てるようになることを。
ミズノは信じている。
スポーツが、世の中を明るくしていくことを。
未来を担う子どもたちが、スポーツを通じて
健全なこころとからだを育めば、
社会は、いまよりもっと元気になっていくことを。
2008年8月8日。
きょう、国も、地域も、民族も越えて
かんたんではない挑戦を成しとげ
子どものころからの夢をかなえた者たちが、一堂に会する。
私たちは、彼らに、彼女らにとって、
そしてスポーツを愛するすべての人にとって
ともに挑戦する仲間でありたい。
私たちミズノの挑戦は続く。
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source : テニスショップ裏日記