カナダで行われているロジャーズ・カップ。
間もなく決勝が行われます。
対戦カードは
第1シード
ジョコビッチ
v.s.
第3シード
錦織
です。
わき腹の影響があるため、ちょっと無理なんじゃないかという大方の予想を裏切る活躍です。
錦織はいつもそんな感じですよね。
今回は万全だから結構期待できるなぁ、と思われると早々に敗退したり、怪我が万全でなく、大方の予想はちょっと厳しいとなると、グイグイ勝ち進んだりします。
いい意味でも悪い意味でも裏切る選手です。
今回も含め、このアメリカシーズンは錦織にとって一番可能性のある時期です。
当然、大目標は全米オープン。
フェデラーが年内休養となっている現在、実質5位の錦織は一つ順位を上げられれば4シードを取ることができます。
一つ上というとワウリンカ。
ポイント差で言うと500弱なので可能性は十分です。
さらに、今大会での準決勝での相手はワウリンカで
7-6
6-1
のストレートで降しています。
お分かりと思いますが5シードと4シードではかなり違います。
ベスト4まで進出するためには5シードだと1~4シードを倒さなくてはいけません。
4シードであれば必ず格下ということになります。
もちろん、綺麗にシードが残るわけではありませんし、優勝するなら誰でも負かさなくてはいけません。
しかし、そこに至るまでの体力の消耗や精神的なプレッシャー、メンタルの疲れ度合いが全然違います。
最近良くあるパターンが、上位シードを準々決勝あたりで倒して、一気に注目されるけど次であっさり負けるパターン。
こういった総合的な面で4シードを獲得しておきたいところです。
特にこの大会は1000ポイント入りますから一気に加算できます。
間もなく始まりますが、相手のジョコビッチもスムーズに上がってきていますから、そうたやすく勝てるわけではありませんが、期待しましょう!
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source : テニス進化論