ダンロップ SXシリーズのキーワードは、SPIN REDEFIND。
コントロールという側面からスピン性能を再定義したのですって。
ダンロップさんも、来年にはバボラの国内代理店ではなくなります。
(バボラは、バボラジャパンになります。)
ピュアドライブ、ピュアアエロも今までとは違った意味のライバルになりますので、並々ならぬ力の入れようを感じました。
具体的にはどういう事かといいますと、
これまでのようにスピン性能をただ追求するのではなく、
オフセンターにおける打点のばらつきによる弾道のブレを自動的に補正する
これまでにない弾道補正機能を搭載。
こちらの動画がわかりやすいです。
https://youtu.be/wYz1P1aE1B0


SPIN BOOST GROMMETS(特許出願中)
フェイスのトップ部にストリングの可動量と可動方向が異なる2種類の楕円グロメットを配置(メインストリング10本分)。
これらの動きの異なるグロメットを組み合わせることで、オフセンターにストリングおける各打点(高/低)でのボールの喰いつきやストリングのスライド(スナップバック)を最適化。
打点のばらつきによる弾道のブレを自動的に補正し、より安定した飛びを実現します。
可動グロメットやストレートグロメットは今までもたくさん有り、珍しくはありません。
ですが、この組み合わせの説明には納得させれるものがありました。

弾道補正機能のメカニズム
●センターよりも高い打点の場合
ストリングはほぼ固定され、インパクト時のスライドとボールの喰いつきを抑制。
この動きにより、ボールの打ち出しが低くなり、インパクト後のボールの高さと飛距離を抑え、コースアウトが減少します。
●センターよりも低い打点の場合
ストリングの可動量を46%拡大し、インパクト時のスライドとボールの喰いつきを増大。
この動きにより、ボールの打ち出しが高くなり、インパクト後のボールの高さと飛距離を与え、ネットによるエラーが減少します。
弾道補正機能のインパクト時における動き


オフセンターショットの弾道のブレを補正しますので、スライス、サービス、ボレー、スマッシュなどにも効果がありそうです。
12月発売ですが、それまでに試打ラケットもご用意できると思います。
”スピンを変える”SXシリーズ、こちらもぜひ試してみてください。
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source : テニスショップ裏日記