“氷山”は、水面を境界に、水面上に目に見える部分と、水面下で目に見えない部分とがありますね……。
ひとつめの“氷山”は、
新しいことを覚えて、身につけていく“氷山”
新しいことを練習しても、なかなか試合(水面上)には、現れません。
しかし、水面下には、しっかり積まれているはずですから、もうすこし継続して、水面上に現れるまで積み上げていきましょう!
ここで、「試合に反映されないから」などといって、やめてしまえば、まったくやらなかったことと同じ、
もしくは、やっちゃった分、無駄だったってことになりかねません。
ふたつめの“氷山”は、
悪い癖を直して、生まれ変わる“氷山”
悪い癖を直そうと練習しても、なかなか試合(水面上の氷)は、消えてくれません。
なぜなら、水面下を削っているからです。
ある程度削れば、水面上の氷も崩れて消えてしまうでしょう。
これが、何パーセント削ればいいのかは、その時々によって、まちまちです。
少なくても済む方法……これは、とっておきです!
それは、試合に勝つことです!
勝ちは悪いことをも、すべて洗い流すパワーがあります!
だから……
勝てない人は、あまり考えすぎてはいけません!
洗い流せないので、詰まってしまいます!
その意味でも、
「レッスン・練習積み上げたのちに、試合・大会!」
パターンより
「まず、試合・大会やってみたのちに、レッスン・練習」
パターンのほうが、上達早いです!
最後に、福田雅之助先生のことば
「下積みとなれ!そして努力せよ!やがて上積みとなる。努力なしでは浮かびあがらない!」
「女子連テニス上達のカギ」アーカイブ
2010年9月5日
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