JUGEMテーマ:スポーツ
ノーアドバンテージの試合で、試合後、「40-40の一本勝負で、すべてもっていかれて負けました。40-40まではい
ったんだけど……。」
って話はよくききますが、その反対に格上の者が、「ノーアドだったからさ…40-40の一本勝負で持っていかれて、足
元すくわれたよ!ノーアドじゃあなかったら、絶対に負けなかったのに…。」
っていう話は、ほとんど聞きません。
これを数学的に確率論で解けば……
Aさん 3ポイント取る Bさん 2ポイント取る とした場合、
・1ゲーム取る確率 Aさん 0.736
Bさん 0.264
・1セット取る確率 Aさん 0.966
Bさん 0.034
1ポイントを取る確率が、0.6vs0.4 であっても、1セットになれば、まったくと言っていいほど、Bさんは
勝てないのである。
ひとたび、デュースになると、つぎにアゲインになる確率は、ふたりのプレーヤーの技量の差とは無関係につねに5
0%近くなる。
これをいいかえれば、弱者が強者に向かうときには、なんとかデュースに持ち込むことを目標にすべきだということ
である。
いったん、デュースにもちこめば、弱者がゲームをとる確率は、デュースにならない場合より確かに大きい。
そうして、アゲインを繰り返しているうちに、勝機も生まれてくるであろう。
逆に強者はデュースにならないうちにケリをつけないと、思わぬ痛い目にあわないともかぎらない。
(「テニスの科学」三浦公亮 著)
ということらしい…1981年発刊の本によれば、デュースがあり、アゲインを繰り返せば、弱者は勝機がでてくる
ようなので、デュースがなければ、強いものが勝ちやすいようです!
「女子連テニス上達のカギ」アーカイブ
2011年2月4日
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source : 女子連テニス上達のカギ